★ギーター/2-50
(長谷川訳)・・・ブッディ(叡智)の境地にあり、ヨーガに不動の人は(現実社会で流布している)善行、悪行の観念を捨てる。されば、汝はヨーガのために励め。あらゆる行動においての熟達がヨーガと言われる。
(田中訳)・・・・全智者(かみ)にすべてを一任した人は、既に現世(このよ)において善悪の行為を離れる。故にアルジュナよ、ヨーガに励め。これこそ、あらゆる仕事の秘訣だ。
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(長谷川解説)
この詩句では、また一つのヨーガの定義を示している。仕事の熟達が、ヨーガと言われる。我々は間違った仕事をするか、また正しい仕事を間違った方法でするかして、我々の人生の大部分を、このために無駄に過ごしている。我々は、ある仕事をなぜするか、またそれをどのようにするか、この事に関して、我々の心は殆ど明確に答えることはできない。我々のために何がよいか、また何が悪いか、この問題で、我々は概して他人の意見で動いている。それによって一層迷いが生じる。
ヨーガによって心を静めれば、我々は明快な見識が得られる。その時、我々は自分で考えて、正しい仕事を、正しい方法ですることができる。。何が良いか、何が悪いか、この決定は、各々の人間が自分の理性によってなさねばならない。
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