★ギーター/2-47
(長谷川訳)
お前の権利は、唯行為のみ、行為の果実ではない。果実を希求して、仕事をしてはならない。しかし、お前は無為に過ごしてもならない。
(田中訳)
君には、定められた義務を行う権利はあるが、行為の結果については、どうする権利もない。自分が起因(もと)で、自分が行為するとは考えるな。だがまた怠惰に陥ってもいけない。
(長谷川解説)
人の関心は、大抵仕事をする方には少なく、その成果を得る方に多いものだ。しかし、仕事は我々の手中もあっても、仕事の成果は、我々が統御できない力に依るしかない。そこには、我々に手出しのできるどんな力もない。自分なりに万全を期し、巧みに、そして真剣に仕事をした後に、もし、我々の望んだ成果が得られなかったとしても、我々は仕事を投げ出してはならない。のみならず、変化した状況に応じて、直ちに新しい仕事を始めなくてはならない。我々は、仕事の結果何が得られるか、このことを当てにしないで働くとき、我々は仕事をすること、そのものの喜びを得られる。常に成果を得ることに危惧している人は、仕事をする喜びを。味わうことができない。
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