ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770〜1827)作曲
ピアノ・ソナタ第８番ハ短調「悲愴」Ｏｐ．13
Ｐｆ：多川響子
今夜は、これを聴く事に。2020年に入ってから一昨日まで、ずっとピアノソロ
コンサートへ行けていなかった影響で、これまで10回以上生演奏を聴いてきた本曲も
ずっと聴けずに来た。一昨日、高橋多佳子さんの演奏で、ようやく第２楽章が生演奏で
聴く事が出来た。そうなると全曲が聴きたい。
実はＣＤも何枚もあるが、その中から14日に生演奏を聴く予定がある多川さんのＣＤを
選んだ。実は多川さん自身の「悲愴」を生演奏で聴いた上で買った盤である。
ド♭ミソド♭ミソドの和音がボーンと響く。感覚としてはフォルテではあるが力んだ
感じではない。主部Allegro di molto e con brioの正確な演奏。
第２楽章は、さらさらと弾かれてはいるが情感も感じられる。
悲しい輪舞曲の終楽章は速い。一瞬ハ長調が出現するが瞬く間に置いて行かれる。
今度はピアノ協奏曲第４番を弾かれるとの事。２年10ヶ月ぶりに聴く生演奏、楽しみ。
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