二週間連続して、歴史的偉業を達成してしまうと、
そろそろこのフレーズにも慣れてしまいますね。
まさか三週も連続して歴史的な偉業達成がかかるとは…。
第162回 天皇賞(秋) (Ｇ��)
東京競馬場 芝2,000ｍ 3歳以上 国際 定量
思いのほか小頭数になってしまいましたけど、
やはり東京の2,000mコースといえば女王の出番ですね。
どうしても超えられないG�毅珪，硲絃，諒鼻�
この馬ならばきっと超えてくれると信じて始まった
２０２０年ですけど、まずは春に挑んだG�気韮云。映圈�
これでG�議婿撮珪，泙任論僂濔紊欧董⊇�を迎えました。
いよいよ前人未踏のG�毅絃，泙任△硲云 �
最強牝馬にとって最も得意とするコースで、
この偉業を達成することができるか。
はっきり言いましょう。
先週の菊花賞は日記にもありましたように、
コントレイルが無敗の三冠馬になること以外興味が
ありませんでした。
今週の天皇賞は、史上最多のG�毅絃，鮹�成するかどうか、
それ以外には興味がないのですね。
さて、三週連続の偉業達成は成るでしょうか。
7枠9番 アーモンドアイ
もはや多くを語るまでもありませんね。最強牝馬アーモンドアイ。
キャリア１３戦９勝２着２回３着１回。昨年の有馬記念では
まさかの９着でしたが、海外G�気盍泙瓩�G�毅珪 �
現役の古馬ではこの馬を上回る馬はいません。
昨年の有馬記念で、さすがに全盛期を越えてしまったのかな？
という思いも感じたのですけど、２０２０年になり、
ヴィクトリアマイル(東京G�機┝�1,600m)での圧勝劇。
これでG�毅珪 �G�毅絃，魎�して臨んだ
安田記念(東京G�機�1,600m)ではグランアレグリアの2着に惜敗。
でもそのグランアレグリアが秋初戦のスプリンターズSで圧勝し、
結果的にはアーモンドアイに勝った馬はただ者ではなかった
ということを示す結果になりました。
この馬自身は昨年の天皇賞でも優勝しているわけですから、
今回優勝すると天皇賞(秋)の連覇達成となり、シンボリクリスエス以来
17年ぶりとなり、それもまた偉業ですし、牝馬による連覇はやはり史上初。
今週もまた、たくさんの歴史的な偉業がかかっています。
血統も何度かご紹介した通り、父はロードカナロア。
考えてみると、ロードカナロアはキングカメハメハ産駒。
この血統がこれからは非常に重要になりそうです。
母がエリザベス女王優勝のフサイチパンドラでサンデー系。
もともと東京が大の得意という血統ですし、
今回の相手関係ならば堅いのではないかと…。
6枠7番 クロノジェネシス
対抗として考えられるのは、まずは宝塚記念馬です。
昨年の秋華賞(京都Ｇ�機┝�2,000ｍ)で優勝し、今年も激戦の末に
宝塚記念(阪神Ｇ�機┝�2,200ｍ)の優勝でＧ��2勝目。
その前に大阪杯(阪神Ｇ�機┝�2,000ｍ)でも2着に入り、
中距離において、ここまでの強さを秘めているとは驚きでした。
秋華賞での優勝時はそこまでの評価ではなかったのですが、
古牝馬になった今年からの活躍は、本当にこの馬の見方を
大きく変えてしまいました。
ここで相手にするのがアーモンドアイでなければ、
もちろん優勝候補としても上位馬で間違いありません。
血統でいうと父が凱旋門賞馬のバゴ。母父がクロフネ。
父系のバゴはレッドゴッド系なので、父系も母系も、
かなりタフな血統という印象です。
血統から見る距離適性はもう少し長いのかなという
印象もあるのですけど、この馬の戦績からいうと、
2,000ｍが一番適しているのかもしれませんね。
6枠8番 キセキ
すっかりシルバーコレクターの地位を確立してしまいました。
今年の宝塚記念でも２着となり、これでＧ�毅加紊�４回目。
前走の京都大賞典(京都Ｇ�供┝�2,400ｍ)でも2着となってしまい、
心配なのは2着グセがついてしまっているかもしれない面があります。
ただ、どんな距離でもどこの競馬場でも相手がどんな馬であろうとも、
２着に入り続けるのは力のある馬である証拠。
もちろんこの馬の実力は疑いようがないのですけど、
やっぱり勝ち切れないんですね。
この幅広い距離に対応できるのは、父がルーラーシップだから
ということもあるのだと思います。母父がディープインパクトですから、
その強靭なバネを兼ね備えている馬ですし、素質のある逸材です。
でも…今回もまた銀メダルになってしまいそうな気も。
5枠6番 フィエールマン
天皇賞の春秋連覇を目指すライバルです。
天皇賞の春秋連覇は、距離にしても1,200ｍも短縮するわけですから、
そう簡単なことではないように思うのですが、意外と少なくありません。
ただ、フィエールマンについては天皇賞(春)(京都Ｇ�機┝�3,200ｍ)の
連覇は達成しましたが、重賞では3,000ｍ未満のレースでは
勝ったことがありません。血統からいうと意外なほど、
長距離の専門家という傾向なようです。
昨年は天皇賞(春)を制していながら、この天皇賞(秋)には出走して
いませんでしたし、この馬の天皇賞春秋チャレンジは今回が初めてです。
きっと距離不安があるのだろうなとは思いますが、
チャレンジしないと春秋連覇はできませからね。
父はディープインパクトで、母系はニジンスキー系。正直なところ
この血統構成で長距離バカというのは考えにくいのですけど、
戦績が長距離ですから、それはそうなのだと思います。
ここでは少し距離が短いのかもしれないことが不安材料ですね。
3枠3番 ダイワキャグニー
天皇賞でどうしても気になる存在は、
毎日王冠(東京Ｇ�供┝�1,800m)の上位馬。
その毎日王冠で2着に入ったのがこの馬です。
毎日王冠の優勝馬がサリオス。
今回そのサリオスが出てこなかったのが意外なのですが、
コントレイルと激戦を演じたサリオスが毎日王冠での圧勝劇。
そこに追随した辺りで高評価ができる馬です。
父はキングカメハメハで、母父がサンデーサイレンスです。
もちろん東京の2,000ｍは得意中の得意だと思うのですが、
この相手関係を見るとどこまで食い下がれる存在になるか。
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