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2020年10月15日07:30

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大人の吃音とは?その原因、対処法、発達障害との関係

■吃音を責められ心に負担 自殺の看護師に労災認める判決
(朝日新聞デジタル - 10月14日 21:24)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6268630

吃音(きつおん)とは、なめらかに話すことができない状態を指し、「流暢性の障害」ともいわれます。話すときに音や語の一部を繰り返したり、引き伸ばしたり、言葉が詰まるのが代表的な症状です。発達障害者支援法における支援の対象に含まれます。

世界保健機関 (WHO)の診断基準『ICD-10』では「吃音症」と呼ばれます。
米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアル『DSM-5』では「小児期発症流暢症(吃音)」という名称で、神経発達症群に分類されており、小児期に発症するものを指しています。大人になってから発症した場合は「成人期発症の流暢症」という診断名となる場合があります。

吃音の特徴・症状は?

吃音では、以下の3つの代表的な特徴のうち1つ以上が現れます。一般的には連発、伸発の段階を経て、難発(ブロック)へと進行することが多いとされていますが、現れ方には個人差があります。

・連発…音や語の一部のくりかえし 
例:「か、か、からす」、「ごは、ごは、ごはん」
・伸発…引き伸ばし
例:「かーーらす」
・難発(ブロック)…ことばが詰まって出てこない
例:「(…………)っからす」「(………)こっこんにちは」

主に、難発の場合、言葉を出すために顔をしかめたり、舌に力が入ったり、体を動かしたりする「随伴運動」がみられることもあります。

発達性の吃音に関してだけでも成人の100人にひとりに吃音の症状があるといわれ、決して珍しい障害ではありません。

それぞれの特徴も、話すときにつかえる、最初の発声に詰まる、特定の子音が言いにくい、母音が苦手、など種類も重さもさまざまで、一見して吃音とはわかりにくいことが多いでしょう。大人になるにつれ、吃音への対応も長く症状と付き合ううちに個々で複雑化をし、「工夫」していく人も少なくありません。

吃音を隠そうとしたり、話す機会を避けたりすることが、社会参加やコミュニケーションの妨げになってしまうことがあるとも言われています。「話すこと」だけでなく「社会生活を送る」ことの障害になってしまわないよう、コミュニケーションや、社会参加への工夫を意識することが、改善につながりやすいとも言われています。

吃音の治療法はあるの?

吃音は、原因や症状が非常に多岐にわたるため、確立された治療法というものはまだ存在しません。軽減のためのメソッドは複数あり、環境や年齢によって利用できる治療や支援は様々です。どのような取り組みが効果的かについては人によって違いますし、個人差もあります。

学齢期には小学校の通級指導教室で教育的ニーズに合わせた指導と支援が受けられます。その他、療育センターや病院などで指導や支援を受けることができる場合があります。

成人になってから受けられる治療としては、リハビリテーション科のある病院や耳鼻咽喉科にて、言語聴覚士による指導、支援があります。どの病院でも行えるものではないので、事前に病院や日本言語聴覚士協会、各都道府県の言語聴覚士会にお問い合わせください。

また、当事者同士の自助組織である言友会や、日本吃音臨床研究会などでもワークショップやアドバイスなどを行っています。


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