結婚・出産・育児、そして老後

結婚・出産・育児という言葉を並べると「女性の問題」であるかのように感じますが、
男性にも大いに関係するし、ＬＧＢＴの人々も同様。つまりは、人類全体に関わる問題

結婚できない事が問題ではなく、結婚生活を送る能力があるのに、その結婚を認めてもらえない事が問題

日本での婚姻は一夫一婦制という形だが、一夫多妻や多夫一妻の国もあるし、自由婚のケースも。

早婚や晩婚だの離婚・再婚や不倫などと、人それぞれの結婚観や恋愛のカタチに対しては、何も意見する気は無いけれど、そこに幼い子供が関わるような事があれば、それなりに意見を述べたくもなります

わが種を存続したいのは本能で自然なことですが、不妊治療という概念には疑問が起きます

妊娠や出産能力に問題があるのに、無理に己の遺伝子を残したいとする行為には無理がないでしょうか？

自然な行為というよりは、己のエゴに感じられてなりません。同様に、絶滅危機にある生物を保護するという行為にも疑問を抱きます

医学の進歩と共に、昔の誰もが望んでいた「長寿」が実現されつつある中で、「老後」の代表的な問題である「介護」は増加するばかりです

働く先では「終身雇用」であって、住まいは「３世代家族」が普通だった中での「結婚・出産・育児」そして「老後」というカタチが日本の理想的な姿ではなかったのでしょうか？

核家族化や雇用形態の変化によって、日本人が理想と考えているような「結婚・出産・育児」そして「老後」からは遠ざかるばかりに見えてしまいます