とあるコラムを読んでいたら、まずそもそものテーマがあまり聞き覚えのない英語「コンヴィヴィアリティ」というものだった。その英語には「自立共生」という和訳が添えられていたのだが、それも最初だけで。読み進めるうちに「……コンヴィヴィアリティってどんな意味だっけ?」となって冒頭に戻って確認する……みたいなことが何度かあった。
いや、大前提として私の頭が悪いだけって話ではあるものの……
そのコラム、話の大半をその聞きなれない言葉の説明に費やしていて……まぁつまんないんだな。「研究所」名目のところが出してる記事なんで、「面白さ」とか求められていないのかなとは思うんだけど、聞きなれない英語にさらに別の聞き慣れない英語で解説が入って、ぶっちゃけ日本語訳の「自立共生」も、最初から日本語の「祝祭性」もさっぱり意味がわかんない。
そもそもの話の発端が外国の方の著書からの発想らしいので、英語が増えたり、研究的記事として出典の説明も必要なのかなっていうのはわからんでもない。でも、そのへんは「出典はこちら→ページ下部のリンク」とか、「用語の解説はこちら→ページ下部のリンク」でいいんじゃないのか? と。
だってその記事、結局言いたい事が
「ファミコン〜Nintendo64の画質でオンラインフィールドを作りたい」
って話なんだよ。自立共生とか祝祭性とかって話、必要だったか? って……ねぇ。
<メリット>
・ファミコン画質だから送受信されるデータが少なくて済む
・マシンパワーもあまり要らない?
<デメリット>
・ファミコン画質でも良いと思ってくれる人が果たしてどのくらいいるのか?
といった感じの話はしていた。
なんていうか、頭の良い人向けに? お金を出す人向けに? 頭の良さそうな難しい理屈を作らないと、いけないのかなぁというのはまぁわからんでもないんだけどねぇ……それはそういう時にそういう人に向けてやってくれたらいいんじゃないんですかね。いや、その記事がそもそもそういう人向けに書かれた記事だったのならまぁしゃーないんですけど。
偉い人たち、金持ちたちからお金を引き出すっていうのはとても大切なスキルだとは思うんだけど、そこは我々消費者には関係ないわけで……もっと「面白そうだね!」って思わせるようなことが書けないと、賛同者が得られないのではないか。
といいつつ、私も似たような事は考えてた。昔にも書いた気がするが、私の理想はSFCの「ゼルダの伝説」のグラフィックなのだ。あれでリアルなフィールドが表現出来たらいいな〜と随分考えた。
だがしかし。おそらくファミコンレベルの画質というのは、一部のマニアにしかウケないと思う。私の知人の若い人に聞いてみたことがあるが、その人はこういっていた
「今更ファミコンの画質でゲームとかできねぇ」
PS2あたりももう無理とか言ってたような気もする。その人が一般的な多数派かどうかはわからないが、結構はっきり拒絶する人もいるんだって事ね。
FCもやってきた世代の知人ですら
「いまさらFCはやりたくない」
といってる。レトロなルックスというのはかなり人を選ぶものだと思われる。
とかいいながら、「マインクラフト」みたいなクソ荒い絵のゲームが流行ったりするから不思議なもんだよね。味付け次第みたいな所もあるのかも。
ちなみに私は最近「貝獣物語」や「ゲゲゲの鬼太郎2」をクリアしていたりするので、FCくらいまでなら余裕でやれます。まぁ昔のゲームの悪い所は実はグラフィックとかじゃなくて、操作性の悪さや親切設計の無さなんだよな。
・とにかくノーヒント
・まず思い通りに動かすのが困難
FCのグラフィックを見ると、知ってる人ならまずこういう予感が頭をよぎるよね。だから、どうしてもやりたいなら……
・まず高品質のバージョンを作る
↓
・FCグラフィックを軽量版として出す
↓
・軽量版ならスマホでも動くよ? みたいに宣伝する
こんな感じにしないとだめなんじゃないかと……まぁ製作費が倍になる感じだけどな。
最後にナンだけど、もしかしたら私の読み方が悪くて、「そういうことをいってる記事じゃない」可能性もある。そしたらすまんな。
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