あの頃の思いがよみがえる

　私は「名犬ラッシー」は見てたと思う。子供ながらに「あれ？　これ打ち切りなのか？」と思う後半の巻きっぷりだったが、今調べたらやっぱり打ち切りだったらしい。結構悲しかった。

キャラクターがみんなまるまるしてて可愛かったのにな。

　そして次の「家なき子レミ」ですよ。も〜タイトルからして悲劇なの確定じゃん。しかも主題歌が　さだまさし　だって……！？　どうして日曜の夜にそんな悲しい気分に浸って翌日学校へ行かねばならんというのか……という気持ちだった。当時は。だから悪いんだけど「家なき子レミ」はまったく見てない。

今世界名作劇場のシリーズの順番を確認した。

「これは本放送時に見た気がする」のは、

・小公女セーラ
・愛の若草物語
・小公子セディ
・私のあしながおじさん
・大草原の小さな天使　ブッシュベイビー
・若草物語　ナンとジョー先生
・七つの海のティコ
・名犬ラッシー

だと思う。再放送で見たやつなら

・アルプスの少女ハイジ
・フランダースの犬
・母をたずねて三千里
・あらいぐまラスカル
・トム・ソーヤーの冒険
・家族ロビンソン漂流記　ふしぎな島のフローネ

あたりかな。

　「愛の若草物語」については、あんまり見た記憶がないし、主題歌聞いても「へったくそやな〜」としか思わないのだが、「ナンとジョー先生」を見た時に、なんかこの人前に出てなかったか？と思った記憶があるので、一応見ていたのだと思う。
　「ブッシュベイビー」のやけにシブイオープニングはなかなか衝撃だったし、子供ながらに「これ人気出るのかな……」と心配になったものである。
　「ナンとジョー先生」は一番ちゃんと見たやつだったと思う。そこそこお話を覚えてるというか、色んな風景を思い浮かぶ。キャラの声も脳内で聞こえる。
　「七つの海のティコ」は……原作無しのオリジナルとのことで、どんなもんかなぁと思っていたものであるが、盛り上がりそうで盛り上がらないというか、なんだかイマイチ何をしたい話なのかわからんというか、ずっと海上にいるせいで逆に自由度が無いような不安を感じていた。


　意図して見なかったモノについて。

・トラップ一家物語
・ロミオの青い空
・家なき子レミ

　「トラップ一家物語」の主題歌の「ドレミの歌」。子供にはとても馴染み深い歌ではあるのだが、それは学校で聞いた、習ったからであり、学校で聞いたものがTVから聞こえてくる事に嫌悪感があった……学校の事なんて思い出したくないんや。

今回調べてて知ったんだけど、この「ドレミの歌」って使用料が高いらしく、ビデオ化等の際に別の歌になっているらしい。古い童謡みたいなものかとおもったら結構新しいものだったわけですね。CDについてるあらすじ読んだらちょっと面白そうだった。

　「ロミオの青い空」は……暗そうだったから。まぁ「家なき子レミ」とほぼ同じような理由ですね。


　なんていうか、子供ながらにバブルも終わって、景気も落ち込んでるって空気を感じていて、辛気臭いアニメを見たい気持ちではなかったんだと思うんだな。

まぁ「小公女セーラ」なんかは最後の最後でどんでん返しがあって割とスカッとする所もあるかもしれないのだが、1年近くずっとストレスかかる話は結構きついでしょ。カラオケで流れるいじめのシーンだけで私は胸が苦しくなりますよ。

　CDについてる「家なき子レミ」のあらすじ読んだら、絵に描いてある登場人物の半分が死んでたからね（犬含む）。悲しすぎるでしょ。


　景気が良いと暗い話が、悪いと明るい話が好まれるみたいな話を聞いたことがあるような気がする。まぁそういうことなのかもしれない。

　前も書いたと思うけど、地上波はもっとアニメの再放送をしよう。