鉄電池っていうバッテリーが発売される

「鉄電池」という電池があるそうだ。リチウムイオン電池の一種で「リン酸鉄リチウムイオン電池」というのが正式な名前らしい。一般的なリチュウムイオン電池より細かな点で及ばないところもあるらしいけど、圧倒的に安全で低価格、軽くてラフな充放電に耐えるという。飛行機に搭載して振動で発火した事故や充放電の管理が神経質で難しいとか聞くけど、車載の鉛バッテリーと同じように使えるらしい。
今までのリチウム電池はセルモーターを回すような大電流を一時的集中して流すことには適していなかったから車用に採用できなかったようだ。
サイクル寿命（放電とフル充電を繰り返すこと）は鉛電池の6〜10倍、価格は95D23互換で36,800円（鉛バッテリーだと約15,000円）重さは半分！　

うちの車は昨年バッテリーを交換した。バッテリーが指定されているのは、ただの仕様だけだと思っていた。せいぜい容量の指定（電圧は一緒）程度だと思っていたら、指定バッテリーじゃないと認識しない。どうやら盗んでバラしても動かせないセキュリティだっていう。というわけで、コンピュータと通信させて登録後にエンジンが掛かった。
まぁ、お節介なシステムのおかげで、この超軽量、長寿命バッテリーが使えないのが残念だ。