老後を実感する出来事

肉体や精神の劣化の話ではありませんのでご安心ください(^｡^)

昨日、注文していたステレオ装置用スピーカーが届きました。
近いうちにプリメインアンプも買うつもりです。
どちらも中古品のうち程度に納得できるものを買うことになると思います。

実はプリメインアンプは東日本大震災で落ちて壊れて間もなく、スピーカーはそれこそ最近断捨離を始めてから粗大ゴミとして出したばかりです。

ゴミに出す時にはもうこんなものを使うことはないだろうと思って出しました。

思えばそれは、仕事をしていたからこその余裕の無さから来る思いだったと今になって気づきました。

家族を養っていくためにはもう家でのんびり音楽なんて聴いている余裕は無いだろうと思ったのです。

ところが思いもかけず年金暮らしが始まってしまいました。

するといろんなことを考える余裕が出てきました。

あれをやったら楽しいだろうなあ、あそこに行ったら何があるんだろう、そんなことを考える毎日です。

勤めに出ている頃には心の底から安らぐことって、なかったような気がします。

月曜日からまた問題なく働けるように、物理的にも精神的にも整えておかなくてはなりませんから。

そこから解放された今、自分が本当にやりたいことが見えてくるようになったのです。

月曜日に備えなくてもいい、完全に自分のペースで生活できる、それはこの上もなく幸せなことです。