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2020年09月06日16:14

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オタク、カジュアル化した気がする

先日、知り合いの人の子供と遊ぶ機会があって、
アニメイトに行きたいという話になり、アニメイト高崎店に行ってきた。

かくいう自分が10代20代の時の、アニメイト高崎といえば魔界。
うぞうむぞうが徘徊する魔の洞窟で、
オタクであった自分ですら、あそこには近づきたくないくらい
店の表から分かるくらい、陰湿な空気が流れていた。

これは比喩ではなく、本当。

アニメイトなんて良い思い出がない。

しかし、アニメイト高崎は、オタク界隈にあって
なぜか群馬という土地はオタクに寛容で、高崎に至っては
オタクであっても変な目でみられない土地であった。
高崎は群馬であって、意識的には東京と同じであったのだと思う。
駅で路上ライブとかしている奴とかいたくらいだから、
文化に関して寛容だったと思う。
加えて、高崎は男子校、女子校というのが多く、
男女が一緒にいる環境が少ないことから、学校以外の所での交流が
盛んであったのも要因の1つと考えられる。

そんな話はさておき、先日アニメイトに行った話である。

面白くない、暗いイメージしかないアニメイトなんか私は本来は
行きたくもないのに、子供たちは鬼滅の刃のグッズ目当てで行きたいという。
店内も昔から狭かったが、普通の服装、一般客も多くて
これがアニメイトだと言われなければわからないくらいの盛況ぶり。
混んでいるツタヤ、ワンダーグーという感じ。
見るからにオッサン、オバサンは少なく、小学生、中学生が多い。
きゃっきゃ、きゃっきゃ騒いでいる。
いやぁ本当に活気があって賑やかで、これがあのアニメイトか?と思うくらい。

時代が変わると、文化が変わるんだなぁと実感した。

カラオケに行ったら、銀魂の歌をうたってくれて
ハニワがどうたらこうたらと説明してくれた。
わたくし、ガンダムおばさんで有名な森口博子のラジオを聞いていたおかげで
ハニワがハニーワークスぐらいは分かっておりました。
昨今、普通のアイドルでもシンガーでも、アニソン歌っていますからね。

私の認識および知識がすくないから偏見で書きますが
ハニワってコアな人たちじゃないですか?
メジャーだけど、かなりマイナーだと思うんですけど。
一部のマニアックな人たちに支持されている人たちだと思うんですけど、
普通の、子供たちがオタクをオタクと意識せず、楽しめるというか
オタク文化の濃度、比重がかなり薄まってきたのだと思いました。

当初、私も子供の頃はアニメ面白いな、で始まったのが
どうしてオタクになってしまったのか。
引き返さなかったのか。
その子供たちの差はなんだったのかと、今、自問自答しています。
好きな事をしていたので、後悔はないですけど。
道を外れたのは確かだと思います。
外れた道にも道があって、それはそれで楽しかったですけれども。

ちょっと前までは、ダメ絶対音感がありましたが、
最近のネタというか、俳優、声優、役者の皆さんを仕入れられないため
ダメ絶対音感も性能が落ちました。

カジュアルオタクはオタクじゃない、なんて時代もありましたが
いまやカジュアルなオタクが経済を回すわけで、軽んじてはいけないし、
もっと多種多様で寛容であるべきだし、
時代の変わり目を感じた時点で、オッサンを自覚する日々です。
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