佐藤琢磨が優勝したインディ500に米空軍も参加していた

先日、佐藤琢磨が優勝したインディ500にアメリカ空軍も参加していた。それも展示飛行なんかじゃなくて、レースカーとしてだ。具体的にはナンバー20とナンバー47の二台がアメリカ空軍チームだ。
写真を見るとUSAFの文字と星マークが書かれている。リアウイングのマークは士官学校のマークらしい。どうも、空軍のリクルート活動としての活動という事らしい。アメリカも徴兵制がなくなって（ベトナム戦争の頃は徴兵制だった）募集活動に積極的のようだ。

ところで、佐藤琢磨が二度目の優勝を遂げたインディ500なんだけど、始まって以来の百年間で二回以上の優勝を遂げたドライバーって二十人しかいない（佐藤琢磨が二十人目）らしい。またコースが一周2.5マイルの楕円形なのが特徴だ。アメリカ人は目の前で全部見えないと我慢できないらしい。ヨーロッパを発祥とするF1などは見えないところを走っていて一瞬目の前を通るだけだ。アメリカ人はこういうのは好きじゃないらしい。だから、陸上競技でも短距離は盛り上がってもマラソンには興味がないらしい。
また、エントリーした選手の誰が勝つかわからないというのが競技の基本だ。絶対王者はいちゃいけない。ゴルフにはハンディがあるし、競馬にはハンディ戦がある。基本的に誰が勝かわからないからゲームになる。だから二戦以上優勝した人数が20人しかいないというのはルールがうまく機能しているんだろうね。