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2020年08月23日16:07

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帰ってきた民主党!

 下記は、2020.8.22 付の 産経抄 です。

                記

 「『帰ってきた民主党』と言ったが、全く違う」。立憲民主党の福山哲郎幹事長は19日の記者会見で、国民民主党との合流新党について、日本維新の会の松井一郎代表が揶揄(やゆ)した言葉に猛反発した。とはいえ、その顔ぶれを見ると新鮮味は全くない。何が違うのか得心がいかない。

 ▼立憲民主党の枝野幸男代表をはじめ菅直人元首相、野田佳彦前首相、岡田克也元外相、小沢一郎衆院議員…と、党内抗争が絶えず分裂した民主党政権の立役者らがずらりと並ぶ。「とどのつまりは民主党」との印象はぬぐえない。

 ▼今回の合流の目的が、あと1年ちょっとの間に確実に実施される衆院選対策と、国民民主党がため込んだ50億円の政党交付金の分配目当てであることは、誰の目にも明らかである。そもそも民主党自体が選挙互助会と呼ばれたが、今回はもっと露骨ではないか。

 ▼福山氏は「新たな政党としての立ち上げだ」とも強調した。だが、ケンカ別れした夫婦は、その方が世間体がいいし、各種手当ももらえるからと再び入籍を決めたものの、関係は冷え切っている。そこにしゅうと、こじゅうとも同居を決め込み、大家族になったから期待しろといわれても無理がある。

 ▼かつての民主党には、ほとんどが絵に描いた餅に終わり約束は果たせなかったものの、子ども手当の支給や高速道路無料化、揮発油税廃止、政治主導…などの政策をうたうマニフェスト(政権公約)があり、一定の期待を抱かせた。それが政権交代への勢いを生む。

 ▼一方、合流新党には、そんな世間の耳目を集める目新しい政策や確固たる主張は見当たらない。彼らが反安倍晋三政権を唱えるだけで何とかなると考えているならば、有権者は随分とみくびられたものである。

 https://special.sankei.com/f/sankeisyo/article/20200822/0001.html
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