デカール張りです。
以前X-29を作った時に、ハセガワの新しいデカールは薄いし、黄ばまないみたいだし、白の発色も良いのですが、その驚くべき硬さ(ちょっと引っ張る方向がずれただけで「裂ける」、よじれると「砕けて破片がはじけ飛ぶ」!)に衝撃を受けたので、今回は2機種えらべる記念塗装パターンであまりとなる黒い奴をイタレリに貼って、肩慣らしする事にしました。
本当はこいつも単座型なのですがまぁ、良いでしょう。
最初から他社のキットなので、サイズが合うわけ無い、という感覚で、逆に肩の力を抜いて貼る事が出来ました。別メーカーにしてはそれなりに上手く合わさったという感じ。
マークソフターでは曲面にならすのに結構限界があって、決め手となったは伝統芸能の蒸しタオル(というか、ウェットティッシュ)でした。
で、本命の赤塗装
さぁ、ビックリだ。
合わねぇの!!
メーカー純正デカールだよね?
2枚目の緑囲みの所、上の後ろ側のと出部分をあわせると、下の100th ANNIVERSARYの位置が、熱交換機のバルジに重なってしまう!
ビックリして、いっぺん台紙に戻しちゃいましたよ。
気を取り直して、反対の右側を100th ANNIVERSARYの直下で切断し、バルジの上端にあわせて張り、残余をこれに添わせて貼りました。
赤色の下の部分は1.5〜2mmくらい余りました。
台紙に戻した奴は、右側の位置に合わせて貼ったのですが、下手ななじませ方をすると100th ANNIVERSARYが伸びてしまう事から、その下で裂けるような形になってしまいました。
それにしても驚くのが、サイズが合わない事もさることながら、下の熱交換機の排気口のサイズもまるで違う事。穴が大きすぎるから、位置が揃ったとしてもタッチアップしないとどうにもならない。
しかもマークソフターを多めに使うと赤が溶け出して来やがんの…(青囲み部分)。
まぁ、ここは結構複雑な形状の部分なので、難しいよね、とは思う。
で、カナード翼だ。
こんどは寸法足らないってどういう事だよ!!
ほぼ平面だぞ?
この会社はこのレベルの作業で間違うの?
ビックリして、どっちにあわせて貼るか逡巡して、欠けたり汚くなったりしててしまった…。
(ちなみに前縁1mm程はグレーでOK、不足分は付け根に寄せてる)
どうせ間違うなら大きい方に間違えれば、端を切り飛ばすだけで済むのに、ここもタッチアップ必須じゃん。色あわせめんどくせー。
いや、ほんと、びっくりだ。
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