Tさんに譲ったソナスファベール社の創業者、故フランコ・セルブリンの傑作ガルネリ・オマージュの実力は、一つにはバイアンプで。
もう一つはマークレビンソンの名機、LNP-2LとデータオーディオプレーヤーCocktail Audioの前日からの通電しっぱなしでした。
それではと、スーパーツイーターを加えての効果をTさんに体験いただきました。
スーパーツイーターはパイオニアのリボンツイーター、村田製作所のセラミック圧電スピーカーなども試したものの、リボンはチリチリ音が耳に付いて合わず。
ムラタは悪くはないが、このtakeT社の圧電ハイル型のBAT PROが一切ガルネリのDYNAUDIO製ドームツイーターのハイに影響を与えることなく繋がリました。
Tさんの長野駅から数分の立地でありながら、この天井高と広い空間では公式サイトの音質的効果の「音質効果はクリアで自然な音場の広がりを与えて、臨場感をアップします。」のとおり。
http://www.taket.jp/japanese/batpro/batpro.html
女性ボーカルは妖艶に立ち上がり、ボディー感があたかも見えるように
そうして、左右スピーカーのさらに外側にも音は広がり、まさに「スピーカーの存在が消えた再生」となりました。
Tさんも音楽性が素晴らしいと、ガルネリのミュージカルな再生にぞっこんのようです。
しかもスペアのウーハーもツイーターも持っていますから、いつでもリペア出来ます。
ノアさんから、購入オーディオ店を通じて、ソナスでのツイーター製造終了を知らさらて慌てて注文出来たものです。
同じようにして使っていた時は本、ソフト、電子部品、使わないオーディオ機器に溢れて13畳ありながら、人間スペースは四畳半もない部屋でしたので、音は吸われて、ここまで広大なスピーカーの存在が消える音場は出ませんでした。
心の底から、愛用したガルネリが良い環境が与えられて、実力を遺憾なく発揮している様子に目(耳)を細めたことは言うまでもありません。
しかもまだ伸びしろはいろいろあるというのですからさらにこれからの楽しみは尽きません。
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