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2020年08月12日20:55

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EF-2000 ファレホで塗装

T-62に続いてファレホで塗装をしています。

ファレホは水性とはいっても、水性ホビーカラーよりもアクリジョンに近い物のようで、使い勝手に差があります。

乾燥後はどこかべたついた感じがあります。

色もつや消しばかりな様で、どうもオフィシャルな使い方は、最後にアルコール系のワニスでツヤを整えるとか?

これ要するに、アクリジョンで塗って、仕上げに水性ホビーカラーを使う感じなんですかね。

アクリジョンもそうですが、ぶっちゃげて言うと木工用ボンドが塗料になった感じで、樹脂分は乾燥前は乳白色で、乾燥すると透明になります。で、樹脂は微妙に弾力がある。

粘性の関係か、深めのスジ彫りの中に入っていきづらく、下地に薄めにアルコール希釈した水性ホビーカラーの黒で塗った上からグレーを塗った所、グレー塗装がスジ彫りには入っていかず、部分的にそのままスミ入れをしたような状態になったりしました。

乾燥したファレホはアルコールで落とせるのですが、綺麗に「溶ける」という状態にはならず、細かい粉状に崩れる感じ。

これで困った事が起きるのが、エアブラシで吹き付けた末端や吹きだまり部分の粒子状になった所。

水性ホビーカラーだったらアルコールを吹き付ければ溶けてなじんでくれたりするのですが、この技が使えない(しかも今はアルコールが入手難)

結局、粉を吹いた様になった部分は紙ヤスリで落とすような作業が作業が必要になる。

世評では「塗膜が強い」とも言われますが、前に書いたとおり、「樹脂が柔軟なため欠けづらい」のであり、プラ面への食いつき自体は決して強くはないと思います。

エアブラシでカップの中の塗料を使い切ったら、急いでシンナーメディウムを足さないと、カップ内で被膜を形成して、ツール洗浄が必要になるのはちょっと難儀。粉状になるため、従来の塗料のように「シンナーに溶けて流れ出る」洗浄感で済ませられない。

水性ホビーカラーに航空機特色が復活してくれればそっちがメインになるかなぁ、という使い心地。
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