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2020年08月10日08:45

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一つの作戦|アリアンロッド2E その1

先日は自分がGMのアリアンロッド2E(注1)でした。

オンラインキャンペーンも第4回。
全5回の予定なので、最終回一個前です。
まさか、、、あんな、、、。

仕事が色々忙しく、リフレッシュするぞーと意気込んだセッションでしたが、
非常に面白く、そして次回が楽しみな展開になりました。
詳しくはあらすじで。
まずはキャラクター紹介から。

◆キャラクター紹介
■名前(PL名):エウメニア・ティスピニ(ムク)
性別/年齢/種族:女/23(外見17)/エルダナーン
クラス:アコライト/ドルイド
ゲーム的特徴:
WEBキャラシーはこちら。
http://phirosu.php.xdomain.jp/arian/chara.php?id=772

少しリビルドして《ホーリーウェポン》をマスター。
そこから《マニフィカート》で、判定に+1Dを覚えました。
レベル7にもなってくると、一芸+α的なことができるようになり、
様々な戦術が見られてとても面白いですね。

ロール的特徴:
今回、主役回として特別ギミックまでお任せしたわけですが、とてもいいロールプレイでした。
マヅラーへの憎しみと、仲間への責任感と、色々な感情のせめぎあいがとても美しく。
そして仲間たちのフォローもよかったですね。
さあ、、、あんなことになってしまったエンディングですが、次回どうなるのか、どうするのか。楽しみですね!

その他:
伝承武具キャンペーンやフランベルキャンペーンでご一緒したムクさんです。
マスコットキャラだったり、ど王道なキャラだったり、色んなキャラをやりつつも「空気を読む」のが得意なPLさんです。
今回は、あえて憎しみに燃えるキャラクターというのがきたので、あんなふうなギミックも入れてみましたが、いかがでしたでしょうか。
次回、、、さて、どうしましょうかね(笑)。

■名前(PL名):宵月恵流(ヨイヅキ・エル)(TS)
性別/年齢/種族:女/17/アーシアン
クラス:ウォーリア/モンク
ゲーム的特徴:
WEBキャラシーはこちら。
http://phirosu.php.xdomain.jp/arian/chara.php?id=774

少しリビルド。
順調に打点UP。
《ストロングスタイル》《バッシュ》《スラッシュブロウ》を重ねて100点オーバーダメージを何度も出すのは
「あれ、7レベルってこんなにダメージふるんだっけ?」
と首をかしげるほどでした。
あと、地味にモンクのリンクアイテムシリーズで防御力もアップしていて、固いのはエウメニアさんだけかと思ったら恵流も固くなっててびっくりでした。

ロール的特徴:
父親であるラゴンさんへの、遠慮がちだけれども、きちんとコミュニケーションしたいという揺れるロールプレイが秀逸でした。
今までは接触するシーンがほとんど描けなかったのですが、次回はがっつりシーンがあると思うので期待していてください。
そして、次回エウメニアさんも大変になると思うので、そっちもよろしくお願いします。

その他:
虹色のロールを持つとフィロスが勝手に呼んでいるTSさんです。
いつもはGMやるときのか弱いヒロインとかで見られるロールプレイをPC側に持ってくるとは、もう10年以上一緒に遊んでいますが、相変わらず驚かされます。
次回、最終回の予定ですがきちんと畳めるのか、、、ちょっとフィロスもドキドキしてるので、ご協力の程、よろしくお願いします。

■名前(PL名):アシュ(青海)
性別/年齢/種族:男/26/ヴァーナ(狼)
クラス:メイジ/セージ
ゲーム的特徴:
WEBキャラシーはこちら。
http://phirosu.php.xdomain.jp/arian/chara.php?id=775

セージを延ばし魔法系の固定値とか上げてきました。
それになによりエネミー識別でしょう。
今まで叩いてから考えるパーティに識別という新しい文化が生まれました(笑)。
戦闘不能が多いことを気にしてましたが、3人パーティだと後衛を守る余裕がなくなるので、ありがちだと思います(苦笑)。

ロール的特徴:
正直、前回でアシュさん用のネタは使い切った感があったのでどうしようかなと思っていたのですが、心配無用でした。
憎しみの激情にかられるエウメニアさんととてもうまいキャッチボールをしてくれたので、GMとして見ていて思わず観客になってしまいました。
「このシーン、しばらくこのまま見ていたいなー」と思うぐらいに(笑)。
さて、あんなエンディングになってしまったのですが、次回どうなるか、活躍に期待しています。

その他:
超上級キャンペーンもご一緒したアリアンロッドのベテラン青海さんです。
TSさんもそうですが、いつもは戦術眼が冴えていたのですが、、、今日はみんな疲れてたのかな(苦笑)。
どちらかというとロールプレイが盛り上がりに盛り上がっていたので、バランスの問題かもしれませんね。
次回はいよいよ最終回。
どんな展開になるかはこの感想時点では全然考えてませんが、よろしくお願いします!

◆粗筋
【注意!】
本キャンペーンはレガシーデータブックに載っているシナリオフックを元ネタにしています。
……えぇ、一応元ネタはそこだったんですよ(苦笑)。
設定面、演出面はもう原型ないみたいになってますが、エネミーデータは、、、一応、まだ面影が残っているので、ネタバレを気にする方はご注意ください。
ただ、、、エネミーデータも結構バランス調整しちゃってるから、参考にはならないと思います(苦笑)。

◆粗筋
■前回までの粗筋
異世界転移してきた女子高生、恵流。
家族ごと村を魔族に滅ぼされ、ドルイドに育てられたエウメニア。
研究のために旅するバーナのアシュ。

三者三様の理由で「冒険の港ヒルベニア」に集った冒険者は、ギルド「ハウンド」を結成。
街の地下に広がる遺跡探索をメインに冒険をしていました。

エウメニアの故郷を焼いた魔族マヅラーがこの町で何か悪巧みしていることが分かった一行。
そんな矢先、地下で大量のアースワームが暴れる事件が起こる。
同時に行方不明になる知り合いの研究者アーブさん。

地下でハウンドの面々が遭遇したのは、紫色の「ドラグコア」に閉じ込められたアーブさんと、その力を吸収して強化したアースワームでした。
人のマイナス思念をモンスターにエネルギーとして与え強化するドラグコア。
マヅラーがエルダの遺跡の奥で準備していたのは、そのマジックアイテムの量産でした。

なんとかアーブさんを救出しますが、マヅラーは逃げてしまいます。
さあ、いよいよマヅラーとの決戦が近づいてきます。

■オープニング
ヒルベニアの神殿に呼び出されるハウンド。
そこで聞かされたのは、冒険者と一般市民が無関係に数名行方不明になっている事件の調査の結果、ハウンドに向けられたマヅラーからの挑戦状でした。
マヅラーの指定する場所は、エルダの遺跡の一画。

仇であるマヅラーからの煽るような挑戦状に、エウメニアは気炎を吐きます。
今回、エウメニア専用のギミックとして「激情カウンター」というものを準備。

・クリティカルかファンブルすると、1点増加。
・激情カウンターの数だけ、ダメージ+1。
・クライマックスでマヅラーのあるスキルのリアクションにペナルティとしてかかる。
・シーン1回だけ「冷静になるロールプレイ」をすることで、1点減らすことができる。

一応ゲーム的な効果はありますが、実は微々たるもの。
ロールプレイのきっかけになればいいかな、ぐらいのものと考えて設定してみました。
結果として非常に盛り上がったので、こういう小さいギミック(注2)もなかなか面白いと思います。

■ミドル
さて、道中は軽く端折ってミドルシーンはエルダの研究所の「入口」「戦闘1回目」「戦闘2回目」だけと始めにシーン数宣言しておきます。

踏み込む直前、
恵流「すいません。マヅラーと一緒にいる竜人さん、もしかしたら知り合いかもしれないんです」
恵流「もしできたら、少しだけ手加減というか、話すことができたら、って思います」
エウメニア「心得た。わたしも、、、いや、なんでもない、、、」
エウメニアの中の人「激情にかられたら止めてくれ、と言おうとしたんですが、そこまで迷惑かけるのもな、という感じで言いよどみます(一同爆笑)」
アシュ「もちろん。(恵流とエウメニアさんの両方見ながら)同じギルドの仲間なんですから、そこは助け合っていきましょう」
恵流「ありがとうございます!」
エウメニア「心遣い、感謝する、、、」

いいですね! GM、しばらくこの掛け合い見てたいですね!
尊いってこういう気持ちなんですかね!(笑)

入口では、足を踏み入れた瞬間にシーンにかけられたトラップ発動。
PCに強制的に属性を付与しようとしてきます。
これは、ボスマヅラーがバードのため《スレノディ》の効果をシーン化したもの。
あと、一緒にちょっと強化したエレメンタルサークルも置いてあって、
「属性が付与されると、同じ属性なら強くなる」
という組み合わせに。
一見するとPC側が有利になる仕組みにPLたちがかなり警戒。
ただ実はこれクライマックスギミックの一部だけを切り取ったものでした(苦笑)。
フィロスのよくやる、複雑になりそうなギミックを切り分けてミドルフェイズで小出しして、説明を一つ一つするテクニックですね。

そして1回目の戦闘の部屋。
部屋に入る前からこっそり判定して、部屋に〈火〉属性のトラップがしかけてあることを看破する一行。
……だからって特別行動が変わるわけではないのですが(笑)。
部屋の中にいる、紫色のクリスタル=ドラグコアを背負ったクリスタルドラゴンと戦闘開始です。

アシュ「じゃあ、早速、初めての《エンサイクロペディア》+《コンコーダンス》でエネミー識別! (ころころ)」
GM「それなら成功です! (データを公開)こんな感じ、あと見ただけでわかりますが、その背中に怒り、憤っている冒険者と神官が1人ずついます」
冒険者(クリスタルの中)「難易度の割に報酬安すぎなんだよ!」
神官(クリスタルの中)「この組織はおかしい、わたしが変えてみせる!」
アシュ「火属性。怒ってるから火属性なのかな? クリスタルは攻撃で壊れそう?」
GM「壊れなさそうですね。むしろ中身の人質にダメージがいくこともありません」
恵流「それなら安心して攻撃できますね!」
エウメニア「マヅラーめ、罪のない一般の方を巻き込むなんて、、、許せん!」

激情はこの時点では0点ですが、小さくロールプレイを挟んでくるエウメニアさんがさすがです(笑)。

一撃目で一瞬ダメージ量にびびるPLたちですが、《サモン・アラクネ》と《プロテクション》の重ねがけ+エウメニアさんの防御力でほとんどダメージはなく一行に楽勝ムードが。
とりあえず回避でクリティカルされるのを避けようと、まずは部屋の隅のエレメンタルサークルのトラップを解除。
そうすると後は作業でした。
PCたちは成長したスキルを確認するように、丁寧に宣言しつつドラゴン2体を撃破!

この戦闘の中で、エウメニアさんが1回クリティカルし、激情+1点。
戦闘が終わり、一応ロールプレイするチャンスはありつつも、「1点ぐらいあっても問題はないだろう」と維持。

そして、ある意味運命の分岐点だった戦闘2回目の部屋。

シーントラップの属性は水。
PCたちは全員抵抗。
ドラゴンの宿主は「あぁ、もうあの人に会えない」と悲しむ未亡人と「もう世界はおしまいだ」と絶望した若者でした。
クリスタルをなるべく早く解除するために、開始位置を変更してもよいかと相談してGMは許可。
エウメニアさんが壁際、中央ドラゴン正面に恵流、クリスタルの反対側にアシュさんが陣取りました。
《ヘイスト》で加速したエウメニアが一気にクリスタルのトラップを解除!
アシュさんが範囲攻撃で魔法に弱いドラゴンに強力なダメージ。

GM「あ、、、これは、、、うん、ドラゴンたちはアシュさんに反撃に殺到するな」
恵流「あ、まず」
エウメニア、アシュ「??」
GM「じゃあ、ドラゴンの攻撃しますが、、、いいよね、割り込む方法ないもんね?」
恵流「そうですね。エウメニアさんの《プロテクション》届きませんが、、、」
エウメニア、アシュ「あ」

そう。部屋の隅にあるクリスタルにエンゲージしていたエウメニアの補助魔法は、その反対側に位置していたアシュまで届かない位置だったのだ。
PL一同「あちゃー」という表情ですが、この時点ではそこまで焦った感じではなかったですねぇ。

アシュ「まあ、この攻撃2回は仕方ないかも。戦闘不能になるけど、エウメニアさんに復活させてもらえば戦線立て直せそう」
エウメニア「ごめんなさい。プロテクションの範囲忘れるとか、アコライト失格、、、」
GM「まあ、激情にかられて本来の職分を忘れるとかロールプレイ的にはすごい面白いんだけどね(笑)」

全員が同じエンゲージに入り乱れ、ミドルフェイズ中にギルドサポート《蘇生》を切るピンチになりつつも、ドラゴンはやっつけました。

この時点でエウメニアさんの激情は3点。

エウメニア「申し訳ない。もっと冷静にならなければ、、、」
エウメニア「というロールプレイで激情を下げていいですか?」
GM「うまいなー(笑)。反省するロールプレイで冷静になるとは。オッケーですよ」

ロールプレイで下げて2点になりました。

■クライマックス
そして、休憩をはさんでクライマックスです。

研究所の部屋の中央にはマヅラー。楽しそうに馬面の口をゆがめています。
それを守るように立つラゴン。フルフェイスの鎧によって表情は見えませんが、何も話さない雰囲気から、まだ洗脳されっぱなしです。
そして、PCたちの突撃を警戒してか、間にドラゴンが4匹。
さらに、部屋の四隅には火水風土のクリスタルのトラップが。

恵流「GM、、、エネミー6体って盛りすぎじゃないすか」
GM「まあまあ、だからクリスタルも4種類あるでしょ? 好きな属性選んでくれていいのだよ?(笑)」
エウメニア「GMの笑い方が怪しい、、、」
アシュ「何かギミックがあるのかな、、、警戒して、最初は同じエンゲージにしとく?」
恵流「陣形残り1回ですし、一応とっておきましょう」

マヅラー「待っていたよ! どうだい! わたしのプレゼントは!」
エウメニア「マヅラー! わたしに用があるなら、無関係な人は巻き込むな!」
マヅラー「(にやにや)そうそう、その感情ですよ。わたしへの憎しみ、怒り。もっともっとですよ!」
エウメニア「そこで待ってなさい。すぐに叩きのめしてやるから!」

煽りに煽るマヅラーに、それに乗っかるエウメニア。ここまで来たらブレーキを踏む必要もないですもんね!
マヅラーは、一緒に仲間たちも煽ってきます。
マヅラー「(アシュに向かって)激情で言うことを聞かない仲間を持つと大変ですねぇ?」
アシュ「……あ、はい。まあ、でも、それでも理由がわかりますしー、人なんてそんなもんでしょう?」
マヅラー「ち、煽りがいのないやつがっ」
マヅラー「(恵流に向かって)あなたは、また何しにこちらへ?」
恵流「わたしたち、、、あなたに何かしましたか? なんでこんなことするんですか!」
マヅラー「あなたに、そんなことを教えるわけあると思います??(にやり)」
恵流「そういうことすると、いつか痛い目を見ますよ!」

マヅラーは開幕の合図とばかりにそのタクトを振りながら、バードとしての能力を振るおうとしますが、同時にアシュのエネミー識別が成功!
いるドラゴンたちの属性が火水風土であることを見抜き、さらにマヅラーとラゴンの能力を丸裸にします!

アシュ「ラゴンさんは多分マヅラーをかばう役。でも手強いから注意。マヅラー自身は戦闘力そこそこだけど、色んな支援と妨害してくる感じ!」
エウメニア・恵流「了解!」
マヅラー「それがわかったところで、何ができるというのです?!」

マヅラーがオリジナルスキルの《ドラグコアの誘惑》を宣言。
精神対決をして、負けたPCに20点MPロスを与える効果です。
ここでバードの呪歌対策をしていた恵流は耐えますが、残り二人はMPロスを受けます。

マヅラー「さぁ、思い出しなさい。あなたたちも、嫌なこと憎い相手嫉妬したことがあるでしょう?」
一同「ぐうぅ」
恵流「こんなの効きません!」

エウメニアが《ヘイスト》を自分にかけて一番手に躍り出ます。
エウメニアとアシュがシーン攻撃を打つのに合わせて《限界突破》も宣言。
そしてラウンド進行開始です。

まずはエウメニアの光のハンマーがシーン全体に降り注ぎ、ドラゴンたちに痛打を与えます(注3)。
マヅラーはラゴンがかばってノーダメージ。
直後、アシュもシーン全体攻撃によってかばったラゴンが早くも撃沈。
ドラゴンたちは、切り札のダメージ減少スキルを使ってなんとかノーダメージにおさえます。

マヅラー「もう倒れたのか、この役立たず!(げしげしとラゴンを蹴る)」
恵流「?! 仲間じゃないの?!」
マヅラー「別に。仲間と思ったことなどない。ただの道具よ」
恵流「そう、なら、むしろよかった!」

ここでマヅラーの行動ですが、マヅラーは余裕の笑みを浮かべつつ待機を宣言。
怒涛のドラゴン4匹の行動です。

GM「じゃあ、PC全員同じエンゲージにいるので、そこに全員突撃して範囲攻撃!」
恵流「うわー、やっぱりきますよね。この4連続攻撃をなんとかしないと(汗)」

一匹目の攻撃。
防御魔法を重ねて耐えようとしますが、アシュが結構なダメージを受けます。
しかし、この一匹は恵流が《ソウルバスター》で仕留めます。
これによってドラゴン同士の《リンク効果》が弱くなります。

二匹目の攻撃。
各自のフェイト、アシュさんの《アドバイス》を全力で使ってエウメニアと恵流が回避!
しかし、エウメニアの激情がたまっていきます。
マヅラーの《ディスコード》を入れた超ダメージを、エウメニアの《アフェクション》が防御!

三匹目の攻撃。
恵流とアシュさんが維持で回避!
エウメニアだけがドラゴンに噛みつかれますが、ほぼノーダメージ。

四体目の攻撃。
切り札はほとんどなくなってしまった状態ですが、
エウメニアが奇跡の平目クリティカル! 激情は溜まります(注4)が、回避。
アシュさんが気絶。
恵流はなんとか踏みとどまります。

恵流の番ですが、自分のHPをほぼ全快する切り札《セルフヒーリング》を切りつつも自分にバインドしてきていたドラゴンをやっつけます。

待機していたマヅラーは《スレノディ》で自分を属性にかけてトラップと合わせて判定ダイスをブースト。

アシュが倒れ、エウメニアは瀕死、残るは恵流1人という状況で第二ラウンド。
マヅラーがまたもや《ドラグコアの誘惑》をしかけてきます。
さすがに限界突破の効果が切れたこのラウンドは全員かかります。
MPが空っぽになりますが、《祝福》で全回復。

エウメニアの《ヘイスト》で加速した恵流がなんとかドラゴンを一匹仕留めようとしますが、、、。

恵流「これで! 残り1匹になればまだ希望が!」
GM「回避ふります。(ころころ)あ、クリティカル」
エウメニア「なっ」
恵流「回避3Dはこれが怖い!!」
GM「怖いねぇ(苦笑)」

ここからはじり貧でした。
アラクネのなくなったパーティではドラゴンの攻撃を抑え込むことはできず、エウメニアが恵流をかばって倒れます。
そしてドラゴンの猛攻の前に恵流も戦闘不能に……。

■エンディング
マヅラーの前に倒される3人。
にやにやした馬面でマヅラーがエウメニアに近づいてきます。

マヅラー「仇を目の前にして、また倒されて、悔しいですか?」
マヅラー「殺される? そう思いますか?」
エウメニア「(声は出せないが、悔しそうに睨み返す)」
マヅラー「そうそう、その感情ですよ。わたしへの憎悪。強いマイナス思念!」
マヅラー「安心してください。殺しはしません」

マヅラーは懐から紫色の水晶=ドラグコアを取り出すと、エウメニアにそっと触れます。
エウメニアの身体が水晶に閉じ込められ、ふわりと浮かび、いつの間にか背後にそびえたつ大きな影に吸い込まれていきます。

マヅラー「ははははは! これで、ついに、邪竜プレージドラゴンがわたしのものに!」
マヅラー「皆さんは、役に立ってくれましたよ! ええ、とてもね!」

全身から瘴気を放つ邪悪な竜が咆哮を上げます。
瞬間、倒れていたラゴンが恵流とアシュを抱え上げてその場から逃走。

恵流「?!」
ラゴン「喋るな。今は逃げて体制を立て直すしかない」

マヅラーはそれを横目で見逃します。

マヅラー「まあ、もうあれには用はありません」

はい、というわけで惜しくもパーティは全滅。
PCのうち1人が拉致。
依頼報酬はなし。という感じで次回に続くことになりました。
……次回どうするんだこれ?!


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