罪について

『罪について』

法律上での罪、というのと、
人間の心の中にある悪い思い、というのが、
英語では二つの言葉で区別されています。

日本語では、そのどちらも、
「罪」という一語でまとめられていて、
「あなたは罪人です」という、
聖書が伝えている内容が、
日本人にとって受け入れがたいと、
良く言われます。

法律を犯していなくても、
自分の中にある悪い思いで、物事を判断すれば、
それは罪です。

ところで、その「悪い思い」というのが、
どのようなものか、という事が問題になります。

「悪い思い」を定義付けないまま、
曖昧なまま、それと向き合う事をしないでいる事が、
実は自分自身に、生きることの過酷さを招いている、
元凶となっているかもしれません。

私自身、人生のある時期まで、
善良に生きてきたつもりでしたが、
神様を知ることで
神様に喜ばれない、罪というものが、
自分の中にたくさんある事を知りました。

悲観的になる事とか、
自分の力を過小評価すること等も、
罪だという事を、今は知っています。

何かに対して怒り、批判するという際に、
自分の独断による「正しさ」を持ち出すなら、
それは罪なのだと、今は思います。

自分自身の中にある「悪い思い」を、
整理することによって、
自分自身の、前向きな生き方とは、
どういうものなのか、という事を、
明らかにすることが出来ます。

だから、罪人であるという事を、
受け入れがたく思う必要はないのです。

みんな、罪人ですから。

神様を知っていれば、
神様に喜ばれないことが罪だ、という事を、
知ることが出来ます。

それによって、
自分の罪と、正しい形で、
向き合うことが出来ます。

そして、その罪を赦して下さるために、
十字架に架けられた、という方に対して、
心から、感謝することが出来ます。

自分の心の醜さについて、
正直になれるって、
素敵な事じゃないでしょうか。

そして、醜い心を抱えていても、
神様の目から見て、私は、
掛け替えのない、素晴らしい、愛すべき存在なのだ、
聖徒とされているのだ、という事実に、
力を頂き、元気に過ごすことができます。

是非、最寄りのキリスト教会にご連絡ください。
きっと、新しい出会いがあります。