音楽室は屋外への音漏れ以上に屋内への音漏れを最大限注意して作りました。
以前の屋内防音がないに等しかった旧音楽室では同じフロアの家族が寝ると、せっかくのオーディオをトランジスターラジオのような音量に下げざるを得ませんでした。
音量も音質のうち。
等身大の音量とは言わないまでも、耳のラウドネス特性もあります。
基本的には屋内防音は成功して、注意されたのは、今晩も入れて2年間でわずか3回。
夜中だろうが、早朝だろうが、音漏れを気にすることなく、好きな音量で音楽を流しています。
その注意の2回は、スペクタクル映画、シンゴジラのような映画を観ている時に、これでもかとサブウーハーのvolを上げた時です。
音楽を聴いていては初めてです。
それも、手前のローエンドまで伸びて聴こえるアマティではなく、奥の半世紀以上前の設計のまぁ50Hz以下は出てないよなという、古い設計の励磁型WE4181系で、それも重低音のエレキベースではなく、ジャズのミッシェル·ペトルチアーニを聴いていると、カミさん、娘の順に音漏れすると注意に。
一つにはそれだけホーンシステムのエナジーが強いこともあるでしょう。
しかし、ホーンスピーカーを鳴らした2年間で初めてです。
思い当たるのは
·ウーハーボックスのフットをダイヤモンドフォーメーションにしたこと。
·ELROG300Bプッシュプルアンプで鳴らしていたことです。
子供の頃から、真空管6C33Cを風呂に浮かべて遊んでいた娘もエロルガーナ300Bには興味津々です。
WE300Bのときは音漏れを指摘されたことは一度もありません。
現に、こちらの2A3シングルアンプでは音漏れしないと。
一つには300BアンプのUTCトランスがあるのかもしれません。
2A3はアンディクスオーディオのファインメットコアのです。
しかし、おそらく、ダイヤモンドフォーメーションプラス、ドイツ、エロルガーナ300Bの音飛びの良さ、浸透力の高さからでしょう。
WE300Bのガラスを割らない限り、ELROGには出会えなかったかもしれず、まさに怪我の功名でしょう。
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