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2020年07月19日00:28

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注文の多い理想郷

やってきました。

ネタバレ禁止だけど今日はネタバレにはならないと思う話を書いていこうかな。

この作品は文学が好きな人におすすめのマーダーミステリーかな。
私は全然文章読めないのですがそれらが好きならもっと楽しめると思います。


今日はキャラクターに感情移入するあまり友人が泣き出して、そのおかげというのも何ですが妙に場が引き締まるような良い緊張感が生まれました。
強く念じたら
8人参加中5人が友人で3人は個別の野良参加様

公演後は全員ただただ映画を見終わった後の一体感に言葉が出ないものでした。


私も情に絆されて涙出そうになりましたが「それはこの場を俯瞰してみている自分が泣いているのであって、自分の今回作ったキャラはこの状態で泣かない」って念じたら乗り越えれた。

同情も重要だけど、その時の感情の気持ちを相手に寄り添っていくとキャラが剥離しちゃう。
今回はそれじゃないなって。
キャラによって見えている世界は違うから一つの情報でも捉え方が違う。
だから受け取る言葉の一つ一つに紐づいた多くの背景、情報量に差が出る。

「心中お察し」はできるけどきっとお察し以上の想いを受け取っているんだろうなと。




これ本当にネタバレじゃないですが

葬儀で友人やお世話になった人が喪主をしてて、涙してる時、情に絆されて泣きそうになることがある。

でもこの時は「私が気持ちを寄せて流す涙の意味は薄い」って念じるようにしている。
生前の人の事を多く知りもしない人間が生前の事を良く知っている人の故人への想いにそれだけの差があるか。
「自分に近しい人が泣いている事、つらい気持ちになる事の悲しさ」で出る涙とその近しい人が「故人への感謝、後悔、喪失感含めたもっと多くの感情たち」を清算するために流す涙との差である。

流す涙に優劣はないけれども、今流すべき涙なのかという、理性側からの強烈なアプローチに近いものがある。

別にキャラの練り込みは自由なので他の卓ではこのキャラはどう思うかは自由ではあるけれども。

今回はそういう所が友人の涙で色濃く浮き彫りになり、良い演技の幅を頂いたなというそういう想いです。

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