コロナ禍に読む聖書6

そんな中、一人のおばあさんが訪ねてこられて、「障害者は回りに不幸を作り出すだけ」と犯人が言った言葉を、泣いて否定された。おばあさんには、ピアノの先生をしていた娘がいて、ある時、事故に会い、重度の障害を負うこととなった。ひとしきり、泣いたあと、彼女は、「そんな娘との生活は大変だった。でも、不幸と思ったことはない」と。そうか、大変と不幸は違うんや。大変でも、楽しいこといっぱいある。大変やからこそ、面白いこといっぱいある。そう、語られた。
お茄子を切り戻す。