6月27日
梅雨時期ながら天気予報は晴。
これを見逃すテはありません。
ただ、悩ましいのがツーリングの順路。
秩父→小鹿野→上野村までは良いとして、
台風19号の影響で、
大好きな武道峠は通行止。
南牧村から臼田に抜ける田口峠も通行止。
国道299号の十石峠も通行止。
さて、どうしたモノか。
悩んでも仕方がないので、前夜は地図を眺めるのも程々にして21時就寝。
4:30に目が覚めた。
もう辺りは明るいし、こりゃ完全に寝坊ですな。
本当はGX750�兇望茲蠅燭�ったのだけれど、
昨夜、青梅、方面で夕立があった様子。
しからば、早朝の路面は濡れている訳で、
GX750�兇賄イ捻�したくない。
今はZ200は改修作業でドッグ入り。
するてえと、SRX250Fしかいないからキミの出番だよ。
装備は、気温が30℃越えの予想なので
メッシュジャケット、ボトムはジーンズ。
メッシュグローブ。
積載が殆ど望めないが前回天気予報に反して
雨が降ったのでカッパの上着だけを防寒具代わりに持参。
細野商店の親父さんが創ってくれたリックをリアシートに括り付けて
ボチボチ支度を完了して5:15出発。
6:30 名栗湖。 朝食の割引された調理パンを頬張る。
気持ち寒いかな？程度。
湿度が高く霧。今日は晴天ではなかったのか？！
山伏峠 路面ビシャビシャ。これじゃ、楽しめないよ。
やっぱりGX750�兇罵茲覆�てよかった。
8:00 志賀坂峠
ヒルクライム：
ハンドルがクイックと云うか、
違いますね、ステップでステアリングがクイックに反応する感じ。
ステップ荷重で苦もなくクイクイ旋回できてラクチンですよ、この子。
これぞ、16インチの真骨頂ですね。
ただ、タイヤが完全グリップしていて流れる様子もなく全然限界が判らない。
これは返ってアブナイ。。。
それから、YDISキャブレターですが、ちょいとレスポンスが遅いですかね。
「VM+CV」構成のYDISですが、結局はCVが支配的と云う印象です。
ややタイトな峠ですが、此処は、
やっぱりトルクのあるZ750ツインの方が楽しいかなぁ？と思う。
ダウンヒル：
小ぶりな車格故にフレームがガッチリしているせいなのか、
全然振られない。カーブ中にフロントブレーキを掛けられる。
ここでもフロント16インチの威力発揮。これはZ750ツインより速いかも？
ちょっと、ビックリ。凄いじゃないか、SRX250F！
8:30 神流川、二子山西岳を望む。
上流に大きな橋脚が建設されているので、
ここの橋は無くなってしまうのかしら。
9:00 塩の沢トンネル内は雨天同様。ビショビショ。
菓心処 信濃屋嘉助（しなのや かすけ）
https://shinanoyakasuke.com/
お約束の「ごぼっ葉大福」を購入。
今日はついでに「お炭つき饅頭」も。
やっぱり、田口峠は通行止ですって。
しょうがないので下仁田、国道254号線に向かう。
荒船山 艫岩（ともいわ）
暫く登っていません。お久しぶり。。。。やっぱり迫力満点。
9:30 佐久 田んぼの緑がマブシイ。
浅間は火山性活動と聞いたけど噴煙は見えず。
休憩がてら、「お炭つき饅頭」を頂く。「こしあん＋チーズ」が旨いぞ。
中部横断自動車道 佐久南IC 八千代高原までは無料区間。
この前訪れたキッチンえみゅーは通過。
10:30 野辺山
国道144号の登り坂のカーブには溝が切ってあるのですが
ハンドルが降られて怖いです。
八ヶ岳が綺麗。レタス栽培の景色があちこちで見られました。
11:30 信州峠を越えて、瑞牆山
クリスタルライン：
斯様な辛うじて舗装されたような林道が大好きです。
今まで、SRX250Fはポヨンポヨンのフロントサスペンションと、
散々酷評してきましたが、
このコンクリート舗装のデコボコ道が
凄く走りやすいコトを発見！
フロント16インチでジャイロ効果が少ない事が
逆にコース取りが自由で面白い。
実は意外にイケるかも？
このような山岳林道を走ると小動物にも出くわします。
キツネと毛皮が生え変わり中のタヌキ。
キツネは人を見ても逃げないのが気になりました。
13:30 かざはな
手打ちパスタも旨いが、此処の珈琲が抜群に旨いのですね。
今日は
トウモロコシのドレッシングのサラダ
完熟トマトのスープスパ ← これはもう一回食べたいぞ！
此処のオーナーさんはご自分でSRをレストアなさる凄腕です。
https://www.instagram.com/p_kazahana/?hl=ja
https://tabelog.com/yamanashi/A1901/A190104/19000228/
国道411号大菩薩ライン
柳沢峠下り 大型のSSと一緒に走る。
と云うか、追い付かれた。
下りだったら、軽さを活かして
ひょっとして、と、少し思ったけれど
やっぱり怖いよ。ダメダメでした。。。。
そのうち、走りや仕様の４輪車も乱入。
バイクと車、皆でレッツゴー状態。
やっぱり４ツ輪は、ドリフトできるし速いですねぇ。
ちょっと面白かった。
流石にフロントブレーキはヒートで効きが甘くなりましたが、
結構、SRX250F行けますねぇ。
懸案の夕立にも降られず、有料道路も使わずに帰宅。
走行データ
秩父小鹿野 113.2km 3.53L
佐久 104.9km 3.1L
塩山 137.5km 3.88L
126.7km 3.46L
走行距離 482.3km 34.5km/L
総走行距離 20,521km
SRX250Fは
近場のショートスポーツツーリング限定と思っていたけれど、
意外に山間道のクネクネ道はクイクイ曲がれて愉しい事を発見。
明らかに他の19インチにはない16インチならではの面白さですね。
乗車姿勢がやや前傾で、手にマメができるのは辛いけれど、
両足ベッタリで膝まで曲がってしまう程の低いシート高で
とっても小さな車格の割には、心配したほど窮屈ではなく
許容できるポジションであり、
それなりにロングツーリングをこなせることが判明。
大柄に見えて実は足の姿勢が窮屈で、
長時間乗車では足のスネが吊りそうになるGPZ1000RXよりも
ゆとりがあるのではなかろうか？
そして、何より燃費が良い。コレは大きいですぞ。
それからカウリングで風を受けず疲労が少ないのはあるでしょうね。
ちょっと見直してしまったSRX250F。
でもね、問題は、積載能力がゼロと云うこと。
やっぱり、ロングツーリング向きではないなぁ。
そう、漏らしつつも、482.3kmを楽しく無事に走れましたから、
今日のSRX250Fには
「たいへんよくできました」
を差し上げましょう。
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