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2020年06月08日10:45

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家族の廃止

僕の入っているFBのグループで、
会員の方が書かれた投稿が、
非常に興味深い内容でしたので、
ご本人に許可を得て、
転載させていただきました
(グループはクローズド
 なので、会員にならないと
 見ることができないため)。

私が共産主義の恐ろしさ、
反人間性を主張するとき、
共産主義を最も忌むべき
理由の一つが「家族」
という社会の最小単位を
破壊することを
彼ら共産主義者が
画策したということです。
マルクスは「共産党宣言」
の中で、「家族」の廃止
についてこう主張しています。
「家族の廃止!
 最も急進的な人々さえ、
 共産主義のこの恥ずべき
 意図に対しては、激怒する。
 現在のブルジョア的家族は、
 何に基礎を置いているのか?
 資本に、私的営利にである。
 完全に発達した家族は、
 ブルジョア階級にだけしか
 存在しない。
 しかも、そういう家族を
 補うものとして、
 プロレタリアに強いられる
 ところの家族喪失と
 公娼制度とがあるのである。
 ブルジョアの家族は、
 この補足がなくなるとともに
 当然なくなる、そして
 両者は資本の消滅とともに
 消滅する」
では旧ソ連の家族破壊は
どう行われたのでしょうか?
1917年、ロシアの共産革命
によって政権を掌握した
共産党及び革命政府の施策は
多くの抵抗に遭遇しました。
ソ連政府はその原因を
家族、学校、教会にある
と考え、革命を
成功させるため、
家族の絆を弱め、
教会を破壊し、
学校を革命の担い手に
変えることとしたのです。
そして、レーニンは
具体的に以下のような
施策を実施します。
・結婚、離婚の条件緩和や
事実婚、重婚の合法化
・犯罪であった近親相姦、
重婚、姦通を刑法から削除
・堕胎の自由化
・子供たちには、
「親の権威よりも
共産主義のほうが重要であり、
親が反動的態度に出たときは
共産主義精神で弾劾せよ」
と教育。
すると以下のような
弊害が生じました。
・堕胎と離婚の濫用
(1934年の離婚率は37%)
の結果、出生率が急減し
労働力と兵力の確保を
脅かすものとなる
・家族、親子関係が
弱まった結果、
少年非行が急増し
社会問題となる
こうして、
レーニンによって制定された
「家族解体法」は、
数百万人の孤児をつくりだし、
国家体制自体が
揺らいできた為、
スターリンは1936年に
廃止します。
つまり、こういった弊害を
排除するために
家族を再強化する以外に
方法はないと考え、
スターリンの指導する
ソ連政府は次のような
措置を取りました。
・「結婚」の意義を
再評価し、離婚の制限を強化
・人口中絶の禁止
・親に対する反抗の奨励を修正
あの独裁者スターリンでさえ、
マルクス・レーニンの
遺訓「家族の廃止」を
実行できなかったわけです。
ところが、近年
この共産主義の理想を
実行しようとした者が
現れました。
カンボジアの
独裁者ポルポトです。
彼は共産主義の
忠実な信者でした。
家族を解体するため、
親子を引き離して
共産党が子供を
教育したのです。
その結果、親子で密告し合い、
殺し合う、まさに
カンボジアは地獄となりました。
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