mixiユーザー(id:1168854)

2020年06月04日23:07

50 view

灰と幻想のグリムガル

ということで後輩にSAOの箸休めにお借りしたものを観ています。
是非観てほしいとの事で観てます、正直気が乗らなくて困っていたのですがようやっと軌道に乗りました。
私は一度ハマると切り替えが苦手で並行処理でいろんなものを楽しむ事が出来ない性分なので・・・。

とはいえ折角ご用意していただいたおススメをお断りしSAOの新作を借りるというのはあまりにも不義理だという想いもあり1日1話ペースで観ておりました。

3話まではどう背伸びしても観てて苦手な展開で次がだめなら正直に言おうと思って4話まで見てようやっとお話が動いた感じ。

お色気下ネタだけで引っ張られると私ももう若くないから「もう共感の閾値が高くなく、リンクしにくい」
お風呂の覗きシーンだけで1話潰されるとキツイ、青少年の独白風にナレーションされても「わかるけど・・・あの情熱は遠い日の思い出」となってしまった。

パーティー半壊の方程式ってゲームだと作業だけどこうやって再現されると思うところあります。

負けパターンの基本構図で「後衛が死ぬ」「後衛狙い」な展開
ゲームなら作業だろうけど、作品を生きる人たちの最善は何なんだろうね。
そいつを見捨てて逃げる・・・なんてビジネスな関係ならそれでおしまいだろうけど、そうでない関係ならね・・。
ましてや人間力に差が出てるPTでできる人間がヒーラー兼タンク兼リーダーとなると
1人で3役欠ける事になるし、人命救助のために前線崩壊する展開だってありそう。
クモの子を散らすように霧散して逃げ遅れたやつが死んだりとかもありそう。
そういうときのためにサブのヒーラーなんて万全ができれば良いけど弱小PTで役割分担が必死な世界樹初期のようなPT構成だと難しいよね。

でそれとは別に
「ヒーラーのMP切れでじり貧になる」展開
これもゲームでよくある展開だけど、映像で見ると何ともだよな。
だってこれ医療でいうトリアージでしょ
残されたMPで最大限の効率を求める
果たしてそんな理性的なチョイスを選び続けられるのだろうか。
感情を優先した人間的なチョイスをしても、逆にそれを排除し医者としてのチョイスをしても、そのエネルギーたるや想像するとすざまじいよね。
そもそも戦場には様々な要素があるわけでゲームのように簡単に記号化された数値だけなら誰を生かせば被害が最小限なんて馬鹿でもわかるがそうでもないだろう、そもそもゲームみたいに全員の能力、挙動を客観視できるなんて難しいだろうし、ヒーラーがシーフやファイターのアプローチのノウハウが全部わかるとも思えない、他のどのすべての役職でもそうだが「全員の動きを見る」って酷だよね、判断難しい。
更にはそんな難しいものを更に感情抜きで割り切れるのっていうのもある。
仲間と呼べる人間を取捨できるのは転載か冷酷か相当の胆力の持ち主だよね。

MP切れの魔法使いや神官を護りながら盗賊職やダメージディーラーをはじめとする「状況を打開できる役職」亡きあと、ただ「現状を維持するクラス」だけが残された消化試合は陰惨なものであるだろうなと。

ゲームなんかでは手の内切れた後衛職はへらへら見てれば良いけどね、もし仲間が命張って自分を守ってるのに魔法もアイテムも使えない無力感は半端ないだろうな。

なんて思いながら・・・・グリムガル見てます。
今はシーフ君がリーダーみたいなので、どうなることやら・・というかこの話の終わり方がよくわからない。
1 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する