mixiユーザー(id:17515094)

2020年05月31日11:43

23 view

情報の信ぴょう性の判断:機械屋さんはかく語る その14

情報は内容よりも誰が言ったのかが重要視される。

例えば今書いているこれ。
どこにでもいいる機械屋の自分がこんな事言ったところで誰の目にも止まらない。
しかしこれが東京大学の名誉教授が同じことを言うと、途端に多くの人が耳を傾ける。論文で扱えばその影響は更に大きくなる。
情報自体は形がある訳でもなければ真偽のほども確かめようがない。おまけに1日に処理しなければならない情報量は膨大だ。だから誰が言ったのかによって情報の価値を人は判断する。
ワイドショーに出演したコメンテーターの言葉を鵜呑みにしてしまうのはこれが理由だ。

ビジネス本などでは「誰が言ったか」より「何を言ったか」を重視しろという言葉が躍る。
情報の本質はそれそのものにこそあって、誰が言ったかは意味がない。だから情報は偏見なくインプットしなければならない。
理屈はこんなところだ。
ただオックスフォード大学あたりから人間は容姿で多くの事を判断しているとの論文があり、イギリスだかのテレビ番組の実験で黒人と白人では同じ行為をしているのに周囲に与える印象は全く違ったと言うものもある。

一日に人間の脳が処理する情報量は何千とも何万ともいわれている。
頭で分っていても1日にそれだけの量を処理するのだから、そりゃ誰が言ったかを重視してしまうのも仕方がない。

0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2020年05月>
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31