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2020年05月22日22:39

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生きているのを感じて

 最近、オイラはCSで放送された『傷だらけの天使』一日一話ずつ観ている。
 若い頃の萩庭健一さんの演技、辛口だがどこかやさしあるドラマは、20代の頃にはじめて観た時の感動と変わらずであった。
 やはり、萩庭健一さんの演技力の凄さを感じる。
 昨日観終えて、あと残り六話。
 そして、あの衝撃の最終回までもうすぐと思うのであった。

 昨日、観終えて、寝る時間があるので、YouTubeにある萩原健一さんの歌を聞こうと思い、聞きたい曲を検索した。
 萩原健一個人の曲を聞こうかなと思ったのだが、戯曲を書いていてそのBGMにテンプターズ時代の曲をよく聞いていて、テンプターズの頃もいい曲があったなと思い、そちらで曲を探すのであった。

 『神様お願い! 』、『エメラルドの伝説』、『涙の後に微笑みを』『純愛』といろいろな名曲が出てきて、どれを聞こうかと探していたら、『秘密の合言葉』に決める。
 激しいサウンド、そして、萩原健一さんのパワフルな歌声。
 この一曲を聞いただけでも萩原健一さんの世界に引きこまれた。
 そして、聞いているうちにオイラはあることに気がついた。
「あ、ショーケン、萩原健一さんって死んでるんだ」
 そう、オイラは『秘密の合言葉』を聞いているうちに、萩原さんが亡くなっているのを忘れていたのであった
 つまり、歌声を聞いていたことで、萩原健一さんの生を感じたのである。

 死を忘れさせるほどの歌声。
 多分、その前にいきいきとした演技をされている映像を観ていたのもあってか、生きていると思わされるのをさらに強く感じたのかもしれない。
 死んでも、生きていた時の歌、映像などの作品に触れることで死に別れたというのを忘れさせるそのパワー。

 やはり、ショーケン、萩原健一はオイラにとってスーパースターなのである。

 もっと萩原さんの歌、映画を観たくなってきた。

https://youtu.be/d1WJcHEgXo0

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