動きは気になる。非常に

全人代って中の国の国会のようなもんが今日から始まっている。
初日から成長率を発表しなかったとか、香港の治安維持のためと銘打って中国政府にたてつく者はしょっ引くための法案を提出したりと何かと目白押しだ。
あ、自分の知る限り後述の法案はテレビで扱ってなかったな。まだやってないだけかな？
なんでそんなほかの国の国家運営が気になるのかって？
そりゃ時期が時期だからね。ただ生きていくだけでも潮目は確認するに越したことはない。

中国共産党の動きは今の世の流れに大きな影響を及ぼす。
対世界に対する攻勢と一帯一路による領土拡大。
デジタル人民元の普及によるアメリカドルに代わる基軸通貨への昇華。
コロナウイルスによる世界との軋轢の対応。
経済の世界からは世界恐慌が確定していると宣言され緊張感が増している現在において、共産党の一挙手が爆弾の火種になりかねない。
まして共産党内部でも主席派と反主席派、国内利権派と国外利権派でバチバチしている。全人代を開催した事から主席が地盤を固めたと見てもいいのかもしれないが、それだって薄氷の上に成り立ったものでいつ自壊を始めるか分かったものではない。

アメリカも中国もお互い益がないから戦争にはならない、なんて声も有識者には多い。
けどこの混乱が続く世界において、理性的・利己的な考えで物事が動くとは限らない。
人間は感情で動く動物だ。そして感情は負のものほど動きが激しい。何故ならそれは生存本能に由来するものだからだ。
大多数の人間がありえないと断じる事こそ現状では最も可能性が高いと踏むべきだ。