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2020年05月21日11:16

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 兄と姉と私と

  (2020年5月21日)

 4男の兄が就職で山形を出発する時、次男の兄と姉と3人で駅まで見送りに。3男の兄は職場から作業着のままで駆けつけてくれた。4男兄の同級生や友人も集まってくれてにぎやかな見送りでした。私は6年生でした。兄の友人が兄妹揃った写真を写してくれた時、3男の兄はみっだぐない格好だからと後ろに下がって写してもらった断片的なことを覚えています。いよいよ出発。万歳!万歳!と送り出してくれた声が今も聞こえるようです。たった一人になる車内の弟を気遣って3男の兄がみっだぐない格好のままで乗りこみ上山駅まで同行してくれたのだそうです。それはずいぶん後になってから知りました。無口な3男の兄でしたが夏休みの絵の宿題を手伝ってくれたことも。トマトとミョウガが大好きだった兄でした。(長男の兄と長女の姉は小さい時に亡くなりましたが)5人の兄姉私夫婦は子供達も成人しこれから少しは楽できるかなと思い描いていました。それから何年たったでしょうか。5組の夫婦は皆一人づつになってしまいました。両親が金婚式を迎えて長生きしてくれたのに親を越せる夫婦は1組もないのです。実家の次男兄の妻(義姉)がそして3男の兄、昨年は4男兄の妻(義姉)、今年4月は姉の夫(義兄)が亡くなりました。寿命とはいつ誰が決めるのでしょう? 両親から生まれた5人の子供と孫10人が加わって合計22人。毎年、お盆に集まりにぎやかでした。両親にとって最高の喜びの時だったと思います。また、子供5家族の楽しみでもありました。23日は義姉の1周忌です。思いだすと寂しいですが 私はこちらでお参りいたします。
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