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2020年05月18日07:03

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げつようのあさなのでりさいくるねたにっき

 週の切り替わりという事でお笑いを提供したいと供述しているカスケです皆様ごきげんよう。
 以下、罫線内がリサイクル分です。お初の方にも読んでいただければと。

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 皆様方、普段の食生活はどうされているでしょうか。
 
 私は1人暮らしを始めた当初は自炊していましたが、今ではもっぱら外食に頼っています。まぁ適当に料理は出来るんですけども、片付けるのが苦手なモノで。
 実家に住んでいた時は親が作ってくれていたわけで、片付けも親任せ。休みの日なんかは自分で作って自分で片付けなんかもしてましたが、大概は親に頼っていたと思います。

 そこでまた話は飛ぶんですが、皆様方は食べ物の好き嫌いはおありでしょうか。

 私は、食べる事が出来る、という程度なら大丈夫なんですが、やはり好き嫌いはあります。
 例えばめかぶ。細く素麺のように切ってすすり込むくらいなら大丈夫なんですが、刺身みたいに厚く切られると苦手です。
 例えばオクラ。丸ごと天ぷらにしてくれれば食べられますが、刻んで粘りが出てくるとアウトです。
 例えばゴーヤ。これはもう完全にお手上げ。味、食感、香り、全てが私の好みの斜め上をゴッドマーズ並みに光の速さで歩いています。

 話を戻しますが、料理を自分で作らないで親に任せているのだから、やはり苦手なモノも出てきますよね。しかし苦手だからといって食べないと怒られるわけです。
 しかし親とて、無理に食べさせて吐かれでもしたらたまったモノではないわけで。なんとか苦手なモノを食べさせようと工夫するわけです。

 本日は私が子供の頃に、母親が作った料理を紹介させていただきます。成功例と失敗例を1つずつw


 まずは成功例。

 私は子供の頃から「偏食大王」と呼ばれてまして。もうとにかく野菜嫌いでした。特にキュウリ。あの外が硬くて中がぐにょりとした食感、口の中に流れ込む青臭い汁、ああもう想像するだけで怖気がする。給食でキュウリの塩もみなんぞ出ようモノなら、いかにしてそれを食べずに済まそうかと知恵を巡らすような子供でした。

 それはもちろん家でも一緒なワケで。ポテトサラダに入ったキュウリは除けてましたし、冷やし中華の時はキュウリだけ残すという今から考えれば言語道断な事をしていたわけです。

 親もコレには困ったようで。なんとかして私にキュウリを食べさせようと頭を捻ったらしく。

 ある日、見慣れているようで見慣れないモノが食卓に並びました。いやま、外見はタダの味噌汁なんですが、見た事のない具が。

私「? 何コレ?」
親「イイから食べてみなさい」

 別に毒を仕込まれる覚えもないので一口食べてみます。お、冬瓜みたいで美味しい。そのまま全部食べてしまいました。

私「美味しかったけど、なんだったのコレ」
親「キュウリ」

 キ ュ ウ リ の 味 噌 汁

 何をさらりと爆弾発言してるのですかマイマザー。

私「キュウリ!?」
親「周りの硬い皮を剥いて、味の強い赤味噌混ぜてみたの。コレなら食べられるでしょ?」
私「ま、まぁ食べられるけどさ・・・。キュウリの味噌汁なんて聞いた事ねぇよ・・・」
親「聞いた事無くても、美味しければそれでイイの!」

 確かに正論ではあるんですけどね。色々と腑には落ちませんがw
 
 コレがきっかけで、ある程度はキュウリが食べられるようになったんですから感謝するべきなんでしょうね。モロキュウとかなら自分から食べますし。よく冷やしてさえあれば、青臭さもあまり感じないんですよね。

 さて、次は失敗例。といっても、コレは好き嫌い関係なく、単に失敗した料理なんですが。

 ある日の夕方、台所を覗いてみると揚げ物をやってるんですよ。どうやら今夜のおかずは唐揚げのようです。私、唐揚げ大好物なんですよね。外はカリッとしてて中はジューシー。おかずにもつまみにも最高です。ちょっとレモンを絞ってみたりしてもイイですね。
 で、見れば既に揚がったモノがいくつかあるじゃないですか。ちょうどお腹が空いていたので、1個拝借させてもらいました。

私「コレ1個もらってイイ?」
親「いいよ」

 早速大きめのにかぶりつきます。パクっと。

 ザ ク ッ !

 に ち ゃ ぁ っ

 香ばしい歯ごたえのあと、なぜかねっとりとした食感&唐揚げから私の口まで粘った糸がつ、つーと。口の中にはなにやら微妙にほろ苦い、なんとも形容しがたいブツが残されています。

私「おえっ! ぺっ! ぺっ!」
親「何してるの!」
私「何もクソも、なんだよコレ! 鶏の唐揚げじゃないの!?」
親「そんな事、一言も言ってないでしょう」
私「普通唐揚げだったら鶏だと思うじゃん。つか、この味ってまさか・・・納豆?」
親「そう。TVでやってたから。アンタも一緒に観たでしょ」
私「ありゃ納豆の天ぷらじゃぁっ! あまつさえこんなデカイの、中までさっくり揚がる訳ないでしょうが! あの天ぷらはちゃんと納豆の粘りを無くす工夫をしてたのに、コレは味付けすらしてねーっ!」
親「この本も参考にしたんだけど」

 ミ ス タ ー 味 っ 子 が な ぜ コ コ に

私「そんなモンを参考にするなぁっ! トマトとせんべいの味噌汁でも作る気かっ!」
親「それはないけど。結構参考になるわね、その漫画」
私「いやもうホント、勘弁して下さい。コレだけは参考にしないで下さいマジで」

 結局その日の晩飯は揚げる前に救出された納豆と、既に時遅しだった納豆でした。私は「ご飯ですよ」と塩辛と無事だった納豆で済ませましたが、親は「折角作ったのに誰も食べてくれない」と納豆の唐揚げを食べていました。ちなみに妹と弟も華麗に回避。料理人を目指していた弟にいたっては「こんなの食ったら味覚が破壊される」と止めを刺していました。

 一応フォローしておきますが、ちゃんと作れば割と美味しいらしいです、納豆の唐揚げ。しかし、味付けもせずに直径3センチほどのボール玉みたいな唐揚げはダメです。絶対。


 いかがでしたでしょうか。好き嫌いが無いに越した事はありませんが、こればかりは仕方ないと思います。皆様方の食生活が豊かでありますように。

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 いかがでしたでしょうか。コレを書いたのはもう随分前なので、今では自炊がメインになっています。皆様におかれましては楽しんでいただけたでしょうか。

 それでは皆様ごきげんよう。

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