■映画プリキュアドリームスターズ
異世界で悪者に狙われている女の子を助けるぞ! っていう話。
春のオールスター系だが、出てくるのは直近3作。新参はキラキラプリキュアアラモード。
ボスが山ちゃん(南海キャンディーズの山里亮太)だった。……ってか「ボス」というのはラジオにおける山ちゃんの呼び名でもあったからややこしいな。私はラジオリスナーなので、山ちゃんが何か映画に出るよとか、カラス天狗っていう役だよとか、クワ〜ッカッカッカ!って笑うんだよとか、色んな話をしていたのは覚えていたのだが、プリキュアの映画の事だったんだ……そこだけすっぽり抜け落ちていた。
山ちゃんの演技は……まぁ正直イマイチだね。実際ラジオでも笑い方だけで気持ちを表現出来るかみたいなのをいじられていたし。映画のシーンの中で特にそういうシーンが無かっただとか、元々そういうキャラだし〜とかいうことを差し引いても、ずっと同じテンションで抑揚が無い。「カメラが〜」と「早くしてね」以外はずっと同じ芝居だった。
まぁ、山ちゃんの演技については別に作品の評価を落とすほどのものでもないのでヨシとしよう。
お話としては、ボスのカラス天狗って何者だったの?とか、狐ちゃんは何者だったの?とか、さくらちゃんって何者だったの?とか、あの世界は何なの?とか、ほったらかしの謎だらけなんだよね。まぁその謎がわかったところでどうにもならんので説明する必要もねーだろって事なのかな。
ここまで書くとこの映画ひどいのかなって思われるかもしれないのだが、実はこの映画、良かったのだ。まずプリキュア達のいる世界に行くといつものアニメ絵になって、さくらちゃんの世界にいくとCGになる。互いの世界の違いをそう表現するか!と。今までも戦闘中だけ突然CGバトルになる事は何度かあったけど、バトルだけCGにするのに実に都合のよい設定になってるよね。
さくらちゃんの親友を洗脳して襲わせるとか、結構エグイ事やってるんだけど、カラス天狗が半分ギャグみたいなキャラなのもあってあまり深刻さが無くて良い塩梅。
半分がCGなせいか、残り半分のアニメの部分のクオリティが高い。映画見たなぁ〜っていう満足度が高い。
■映画キラキラ☆プリキュアアラモード パリッと!想い出のミルフィーユ!
キラキラプリキュアアラモードの単体映画。
キュアパルフェの人の師匠とその人に憑りついたお化けが巻き起こす騒動を描く。
本編キャラの掘り下げって感じで、スケールもそこそこ。全体的にギャグ多めで安心してみられる感じ。
どういうわけか単独映画なのに「魔法つかいプリキュア」が登場。ド派手な活躍は無いものの、キラプリメンバーに「どうなってんの?」と全身をまさぐられるモフルンが可愛すぎる。……あれ? っていうかこの前作のドリームスターズで会っているのではなかったのか?
ペコリンって、最初見た時は「なんだこのハゲおやじは」と思ったけど、かないみかが可愛すぎる。生意気なキャラやると本当に憎たらしいんだけど、カワイイ役やると果てしなくカワイイ。すごい人だよ。
おじいちゃん妖精みたいなのが水島裕とか懐かしすぎるでしょ。
■映画プリキュアスーパースターズ
オールスター映画。新参は「HUGっとプリキュア」。
はなが過去に約束をやぶってしまった相手がバケモノになって襲い掛かるぅ!
このバケモノが「ウソバーッカ」っていう名前で、語尾に「ウソ」をつけやがる非常に怪しいやつなのだが、本当にちゃんとウソをついてくれる。絶妙に気持ち悪い喋り方をするのだが、これが北村一輝だったとは。笑うわ。
お話としては……クローバーって何者なの?とか、闇の鬼火って何?とか、この辺の謎さ加減はドリームスターズと同じですね……。
私はどうやら舞台設定とか、敵の出自とか、その辺がはっきりしないとひっかかるみたいです。プリキュア5の映画の時も「このラスボスのおっさん誰なん?」とか言ってたよなぁ。
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