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2020年05月10日14:00

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自己啓発の話ほど鵜呑みにするな:機械屋さんが語る自己啓発の話 その1

自己啓発の話はあまり鵜呑みにするな。
特に成功体験を基にしたやつは注意しろ。

血迷ったことを言い出したと思われた方の声はごもっとも。
ただ自己啓発の話をシリーズとしてするなら、これはどうしても書いておかなければと思っていたことなんだ。
多くの人は分かった上でこう言ったものに触れているとは思うんだけど、自己啓発モノってのはカーナビの様に自分の行きたいところへ案内してくれるもの、みたいに思ってしまっているがそこそこ存在する。
これは自己啓発を扱う人が悪いってのではなく、そんな受け手が変な勘違いをしているという話だ。

前提として自己啓発モノというのは何かしらの問題点を解決したい人が触れるものであって、問題意識のない人にとって無用の長物に他ならない。そして問題解決を目的にした人のほとんどは分かり易い答えを求めてしまう傾向が強い。それを分かっているから売り手側も「成功者の○○の手法」とか「○○にならないための人生必勝方」なんてタイトルやポップを謳い、分かり易い答えの様に文章の中で自身の成功・失敗体験を語る。
これが結果的に自己啓発モノ=答えを提示してくれるものという勘違いを助長し、話を鵜呑みにしてしまう訳だ。

そもそもの話、自己啓発モノの正体は人間のメンタル面を取り扱った情報雑誌のような物で、あくまで物事に対するアプローチの仕方や考え方なんかを紹介するのが目的なのである。決して「このやり方をすれば間違いなし」なんていった絶対の回答を扱うものではない。なぜなら一人一人が抱える問題点やそのバックグラウンドは千差万別であり、それと同じように求めている「成功」の形も違うからだ。
成功体験を扱う物ほど特に注意した方がいいというのもこんな理由があるからで、失敗体験よりも成功体験の方が成果がはっきりとしていて鵜呑みにしてしまいやすい。

自己啓発モノがやっていることは結局、読み手が生きていくうえでのアプローチ方法や戦法を増やす手伝いをすることだ。決してカーナビの様にゴール地点まで導いてくれるものではない。
どんなに耳障りの言い言葉が躍っていたりどんなに具体的で分かりやすい結果が掛かれていても、本質はそこではないというのを肝に銘じて触れて欲しい。
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