出猩々あるいは野村紅葉

我が家の庭の楓です。今、とっても美しい赤い葉を茂らせています。この子と暮らし始めて半世紀ですが・・・今年初めて「あれ?春なのに赤いぞ」って思いました。なんてことでしようっ!!半世紀も、そのことに気づかなかったなんて・・・いや、もしかしたら、気づいたことがあったかもしれませんが、さして気にしなかったんでしょうね・・・どっちにしろ、なんてことでしょう!!

寝室から見える隣家の楓は、若緑の葉がとても爽やかです・・・そう、これが私の春の楓のイメージなんですが・・・春に紅葉する楓もあるのですね・・・出猩々あるいは野村紅葉、もっと他にもあるのかもしれません・・・

なんというか・・・気に留めないって恐ろしいなって、つくづく思いました。我がことながら恐ろし過ぎると・・・。無関心が何より罪深いとはよく言いますが・・・そういうことが、些細なことからとても大切なことに関しても、いっぱいあるんだろうなと・・・。とはいえ、身の回りの事全てに注意深くいたら、きっと神経をすり減らしちゃったりするのかな・・・気に留めないというのも、大切な心の働きなのかもしれませんが・・・楓の色づきには気づける自分でいたかったなと思うのでありました(^^;。