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2020年05月05日11:24

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鉄子・一冊・子どもの日

今朝は「こどもの日」だからというわけではないが、ゆっくりのんびりと朝の時間を過ごしている。
起床時間も、二度寝をしたこともあって9時になった。

大人になってから、こんなに遅くまで寝ていることは、逆にできなくなった。
目覚ましをセットした時間よりも、早く目が覚めてしまうのである。

子どものころはどちらかと言えば朝は苦手で、よく親に起こされていたものだが。
寝るのにも体力がいると聞いたことがあるが、体力の衰えが原因でないと願わずにいられない･･･(^^;

さて、昨日の日記にも書いたわけだが、Facebookの友人に勧められてブックカバーチャレンジなるものを行っている。
ブックカバーチャレンジとは、「読書文化の普及に貢献するためのチャレンジで、参加方法は好きな本を１日一冊７日間投稿する」というものである。

ルールは、次の通りだ。
①本の説明はなしで表紙画像だけアップ。
②その都度誰かを招待して参加をお願いをする。

よく考えてみるとルール②の「都度誰かを招待する」はやっていないわけだが、まあ最終日に誰かを指名することにしようと考えている。
今まで「短期決戦の勝ち方」「広島学」という比較的まともな本（！？）を紹介してきたわけだが、さすがに3日目ともなると一息入れたくなる。

というわけで、本日アップしたのが添付画像である。
その名も「鉄子の部屋」という、2007年に刊行された本だ。

当時は、女性の鉄道ファンという存在は本当に珍しかった。
いや実際にはたくさんいたのかもしれないが、そのことを表に出す人は数えるほどしかいなかったのである。

芸能界で言えば、あの頃は村井美樹さん、木村裕子さん、今は引退された豊岡真澄さんぐらいだろうか。
それが今や、女性でも堂々と鉄道が好きであると公言できるようになったわけだが、そんな多様性が認められていなかった頃の女性の鉄道ファン4人による共著のこの本には「仮面の告白」並みのインパクトがあったのである。

今回紹介すると同時にさっと読み返したみたのだが、女性ならではの視点で鉄道を楽しんでおり、初めて読んだ時の新鮮さがよみがえってきた。
いまは入手が難しいかもしれないが、図書館などに行けば目にすることが出来るかもしれない。

その図書館も時節柄のきなみ休館していることだろうが、コロナ禍が終息したあかつきには、ぜひとも一読されることをお勧めしたいものだ。
子どものころは、けっこう本を読むのが好きだったわけだが、童心に帰って読書にいそしもうかな？と考えている今日の私であった