今年もお墓参りに行く

　五連休の中日。
　目を覚ましたら外からは雨が降っている音が聞こえた。
　携帯の天気予報を見たら、今日は夜まで雨となっていたので困ってしまう。
　今日は寺山修司さんの命日。お墓参りに行きたいと思っていた。
　でも、コロナだし、雨だし、行くのを躊躇してしまう。
　しかし、11時ごろ、外に出たら雨は小雨な感じだったので行くことにした。

　去年も行ったので一年ぶりである。
一年． 短いようで長い時間である。
最寄り駅がどこだったかあやふやになっていた。
そこで霊園のホームページを見て、最寄り駅を確認し、無事、高尾駅に行く。
駅を降りたら、駅前の一年前に見た風景を見ることができたので、この駅で間違いないとあら
ためて確信した。
そして、霊園に行くバスに乗ろうとしたが、コロナの影響で運休であった。
おかげで、霊園まで歩いて行くことになった。
その上、去年はバスで行ったので行き方があやふやであり、無事に行けるか心配になってしま
った。
　でも、道を聞いて、道をまっすぐに行けば簡単に行けると聞き、そのとおりに歩いて行くと方向を示す看板があったので、霊園には無事に到着した。

　寺山さんのお墓に着き、お花を添えてお参りをした。
　オイラが時間的に早く来たからか、コロナの影響で外出する人が少ないから、去年に比べてお花とお供え物の数は少なかった。
　でも、あとから、シーザーさんはじめ万有引力の人達が来るだろうと思ったが、花以外でもお供え物を持ってきた方が良かったかなと考えてしまった。
　立派なお墓を後にして、霊園を去る。

　帰りも歩き。さすがに往復で霊園の坂道階段を登ったりしたので、駅に着いた頃にはへとへとであった。
　そして、アパートに帰り、寺山さんの監督作品の映画『書を捨てよ町に出よう』を観て、寺山さんの追悼を終えるのであった。