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2020年05月03日14:46

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キャッツ(Cats)


 1981年にロンドンで初演されて以来、観客動員数は世界累計8100万人に達し、日本公演も通算1万回を記録するなど、世界中で愛され続けるミュージカルの金字塔「キャッツ」を映画化。「レ・ミゼラブル」「英国王のスピーチ」のトム・フーパーが監督、スティーブン・スピルバーグが製作総指揮を務め、英国ロイヤルバレエ団プリンシパルのフランチェスカ・ヘイワードのほか、ジェームズ・コーデン、ジェニファー・ハドソン、テイラー・スウィフト、ジュディ・デンチ、イアン・マッケランら豪華キャストが共演した。人間に飼いならされることを拒み、逆境の中でもしたたかに生きる個性豊かな「ジェリクルキャッツ」と呼ばれる猫たち。満月が輝くある夜、年に一度開かれる「ジェリクル舞踏会」に参加するため、街の片隅のゴミ捨て場にジェリクルキャッツたちが集まってくる。その日は、新しい人生を生きることを許される、たった一匹の猫が選ばれる特別な夜であり、猫たちは夜を徹して歌い踊るが……。(映画.comより)









 私、舞台を見たことがありません。それで、今回の映画が「顔だけ人間で気持ち悪い」のかどうか比較できないので、素直に感想だけ書きます。それにしても、たくさんの人がそう言うってことは、舞台はどんな感じに仕上がってるのかな。人間が演じているんですよね?顔を完全に見えなくするほどのかぶりものをしているってことかな。無粋な人間ですみません。

 さて、話はみんな知ってるとおり、街の猫たちには人間のあずかり知らない世界があり、その中で猫たちはいろ〜んな境遇にありながらも、それぞれに頑張って生きてる、まぁ言えば「トイストーリー」か「おもちゃのチャチャチャ」みたいなお話ですね。その中には、人間と一緒で、「気弱な猫」「歌の上手い猫」や「長老の猫」とか「悪い奴」がいたりもします。まぁそれはそれなりにおもしろいのですが、個人的には新鮮な感じもなくて「ふぅぅぅん」と思ったくらいでした。舞台はもっと見ごたえがあったのかもしれませんね。

 主役の猫は、英国ロイヤルバレエ団プリンシパルのフランチェスカ・ヘイワード。とってもかわいい顔をしていて、可憐な感じだったのですが(もちろん踊りもうまい)、他の映画俳優たちに存在感がありすぎて、線が細い感じがしました。逆に改めて感心したのがジェニファー・ハドソンの歌唱力。素晴らしいですね、さすがの迫力でした。そりゃ存在感負けるの、仕方ないわって感じでした。これだけの話、正直映画って、いろんな技術が使い放題だと思うので、生の舞台ではどんな感じに仕上がってるんだろうって、とても興味が湧きました。やっぱ視野を広げなきゃ、ですね。



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