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2020年04月28日18:20

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金正男氏長男・ハンソル氏、北朝鮮の不測の事態キーマンに?

 下記は、2020/04/28 付の NEWS ポストセブン の記事です。

                記

 にわかに朝鮮半島に不穏な空気が漂い始めた。金正恩重篤情報──いま北に不測の事態が起きれば、米中韓を巻き込む外交的混乱は避けられない。この重大局面の“真のキーマン”とは──。

 正恩氏の身に“万が一”が生じた時、後継者や政治体制はどうなるのか。ジャーナリスト・五味洋治氏はこう見る。

「後継者の最有力候補は妹の金与正です。今年に入って、金正恩が“軍事以外の外交や内政は与正に任せる”と発言し、実質的な後継者指名をしたとの噂がまことしやかに流れています。

 問題は、実際に与正が後継者となった時、軍の支持を得られるかどうか。経済制裁により中朝貿易が7割減となるなど、経済は相当に疲弊している。軍や民衆がもう我慢ならんと反旗を翻す可能性があります」

 そうなれば国内に大混乱が生じ、無政府状態に陥るのは必至だ。そこで事態収拾のキーマンとして登場する可能性が囁かれるのが、故・金正日総書記の孫であり、2017年にマレーシアの空港ロビーで殺害された金正男氏の長男・金ハンソル氏である。

 ハンソル氏は父が殺害された直後、YouTubeを通じて「私の名前は金ハンソル、北朝鮮の金一族の一員だ」と呼びかけたことで注目を集めた。当時住んでいたマカオからの脱出を助けたのは、北朝鮮反体制派の「自由朝鮮」メンバーとされる。同団体は昨年2月、スペインの北朝鮮大使館襲撃事件を起こしたことでも知られる。

 ハンソル氏の父・正男氏を独占取材し、著書『父・金正日と私』にまとめた五味氏が言う。

「ハンソルの現在の消息は不明ですが、父・正男を襲った北朝鮮の刺客から身を守れるセキュリティの高い国、つまり中国か米国に匿われているはずです」

 五味氏は、ハンソル氏が“大混乱を治める金一族の後継者”という役割を担う可能性は高い、と指摘する。そして米中どちらの保護下にあるかによって、2つのシナリオが描けるというのだ。

「中国に守られているとしたら、習近平・国家主席がハンソルを平壌に送り出し傀儡政権のトップに据えて北朝鮮の安定化を図ろうとするでしょう。それには米国も異議を唱えにくい。

 米国にいる場合も同様です。米国はハンソルを金一族の正統な後継者に祭り上げて支援し、北朝鮮民主化の切り札として使うという思惑を持つはずです。ただ、その場合は中国が黙っていないでしょう」(同前)

 これまで貿易問題など事あるごとに対立してきた米中の争いが、“北の4代目”をめぐり、さらに激化する可能性があるということだ。

※週刊ポスト2020年5月8・15日号

 http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%e9%87%91%e6%ad%a3%e7%94%b7%e6%b0%8f%e9%95%b7%e7%94%b7%e3%83%bb%e3%83%8f%e3%83%b3%e3%82%bd%e3%83%ab%e6%b0%8f%e3%80%81%e5%8c%97%e6%9c%9d%e9%ae%ae%e3%81%ae%e4%b8%8d%e6%b8%ac%e3%81%ae%e4%ba%8b%e6%85%8b%e3%82%ad%e3%83%bc%e3%83%9e%e3%83%b3%e3%81%ab%ef%bc%9f/ar-BB13iQhk
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