欧州コロナ通信 113
4月15日・水曜日
日本では相変わらず、他国に比べるとPCR検査の数が大きく増えていないようだ。
専門医がPCR検査を要求しても保健所が拒否するという例があちこちで報告されている。
オクスフォード大学が運営する統計ウエブサイト「データで見る我々の世界(OWID)」を使い、4月14日の時点で各国の保健当局が公表している最新の数字を比較すると、ドイツのPCR検査の累積数は約132万件と欧州で最も多い。
イタリア(約105万件)、英国(約29万件)、フランス(約33万件)、日本(約12万件)に大きく水を開けている。
人口千人当たりの検査数も、ドイツは15.97件で、米国(8.47件)の約1.9倍、フランス(5.08件)の約3.1倍、日本(0.95件)の約16.8倍となっている。
ドイツ人は、感染者の数の拡大にブレーキをかけるには、検査を多く行うことを重視している。
日本の保健当局は、異なる方針のようですね。
ログインしてコメントを確認・投稿する