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欧州コロナ通信　111
４月１5日・水曜日

今回のコロナ危機の最大の特徴は、生命と経済へのダブルパンチだという点だ。

2009年のリーマンショック後の不況で、世界のＧＤＰは0.1％減った。

国際通貨基金（ＩＭＦ）が4月14日に発表した予測によると、コロナ危機の影響で、2020年のＧＤＰは3％も減る。

ＩＭＦによると、これは1929年の世界大恐慌以来、最悪の経済危機だ。

しかもＩＭＦの予測は、「2020年の後半にはパンデミックの影響が弱まり、各国のロックダウンが緩和される」という、極めて楽観的なシナリオに基づいている。

1918年のパンデミックは3年間続き、ピークが3回やってきた。もっとも死者数が多いのは、2番目の波だった。

ロベルト・コッホ研究所のロター・ヴィーラ―所長は、「このパンデミックは2年間続く」と予測している。

So it is going to be a bumpy ride. Let's buckle up !