欧州コロナ通信 105
4月13日・月曜日
4月11日に、近所のスーパーに食料の買い物に行った。
感染リスクを減らすために、朝7時の開店時に「出勤」。
前回に比べると、パスタやストイレットペーパーが増えており、消費者の「パニック買い」が収まっていることを感じた。
しかし野菜と果物は、相変わらず普段よりも品薄。
国境が閉鎖されていることと、野菜の収穫をする東欧からの出稼ぎ労働者の数が激減しているためだろう。
いま社会主義時代の東ドイツに関する小説を読んでいるのだが、スーパーの棚を見て、恒常的な物不足だった東ドイツをふと思い出した。
レジのそばの床には「1.5メートルの距離を取りましょう」というステッカーが貼られている。
レジの店員の前には、飛沫感染の危険を減らすための、透明なプラスチックの防護板。
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