欧州コロナ危機・ミュンヘン籠城記 63
4月4日・土曜日
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外出制限令に一定の「減速効果」か
ドイツで罰則を伴う外出制限令・接触制限令が発令され、経済がロックダウン状態になって2週間経った。
ロベルト・コッホ研究所のロター・ヴィーラ―所長は4月3日の記者会見で、「外出制限により、ウイルス拡大速度が遅くなってきた」と発言。
ヴィーラ―所長によると、数週間前にはドイツでは1人の感染者が5〜7人にウイルスを感染させていたが、数日前から1人が感染させる人数が1人に減った。
だがロベルト・コッホ研究所とメルケル首相は、「このために油断して、外出・接触制限を緩めてはならない。復活祭の休暇も、自宅にいてほしい」と国民に厳命している。
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