Satoki著「逮捕されたらこうなります! Ver.2」読書感想

2013年6月に発巻された
「逮捕されたらこうなります！」を加筆というか、
その時には書かれなかったことや、
2016年春に法改正で変化したことを織り込んだ内容。
2016年12月に発売された本ですな。

最初のは2017年4月に入手して読んだので、
周回遅れで読むことになったわけだけど、
非常に読みやすくて面白い内容だったので、
Ver.2も読みたいと思っていたのだけど、
満を持してｗ手に入れて読みました。
全回にかてて加えて、
刑事ものドラマや裁判系ドラマでは
描かれることのない
実のところがふんだんに書かれていて、
最初のもVer.2も勉強になります。

保釈金の話、僕の場合だったら、
幾ら請求されるんだろうか？
たとえ幾ら請求されても、
ま、その額を揃えるのは無理だから、
事件が解決するまで
拘置所暮らしなんだろうけど（＾＾；

それと、よくニュースとかで、
地裁の判決が出た後、
控訴するかどうかについて、
「判決文を読んでないので…」っていうのは、
新しい証拠や判決文で
抜け落ちてる要素がないかを
精査するための時間稼ぎなんだねぇ。
判決出た直後に「控訴する」て言えるのは、
判決文が読み上げられてるときにすでに
まだ公開されてない新証拠が有ったり、
判決文に齟齬が有ることが明らかだから
ということなんだろうなぁ。基本。
まあ、被告が全然納得いかなくて、
駄々こねてる場合もあるのだろうけど。

残念ながら、ＨＥＲＯなんていないんだなぁ。
というのも分かります（＾＾；
あと、平素から
弁護士にお知り合いになるチャンスがあったら、
絶対逃がしちゃいけない
と思うようにもなりました（＾＾；