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2020年03月15日18:05

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「おーい、でてこーい」

中国が観光地再開とかイタリアに医師団派遣とか聞くと、なんか星新一さんのショートショートでこんな話があったなあって思い出してしまった。

台風が去った後、都会からあまり離れていない村のはずれにある山で、直径1メートルくらいの深い穴が発見されました。キツネの穴かと思い「おーい、でてこーい」と叫んだ若者がいましたが、底からは何の反響も返って来ませんでした。石を落としても反響がありません。穴はどこまでも続いているらしく、何を落としても底に着かない様子でした。

やがて、その穴はゴミ捨て場として使われるようになります。原子炉のカスとか機密書類とか動物の死体とか、都会の汚物が次々と運ばれてきて、穴に捨てられていきます。

そして、それからしばらく経ったある日…。

という話なんだけど、習近平様ならぬ習隠蔽様、バッタにとどめを刺されて中国共産党が破滅するくらいならむしろ大歓迎だけれど、これ以上世界に迷惑をかけないでほしい。日本を巻きこむなってこと。もうオリンピックは一年延期で決まりでしょ。で、消費税減税をやるだけの度胸が安倍さん、麻生さんコンビにあるかどうかだが。

こちらは特に何ということもない一週間。ひょっとしたらなんて甘い考えは、所詮は甘い考えだった。世の中は甘くない。誰もが自分が一番大事。人のことなど構ってられない。ま、頑張るしかないね、色々と。

どうも世間が武漢ウィルスで落ちこみがちなのが、自分の感情にも反映してしまってろくなことはない。ついそれでどうなるって捨て鉢な考えになってしまう。仕方がないから、ビーチボーイズとか山下達郎とか、なるべく気分が上がりそうな音楽ばかり選んで聞いていた。音楽の力っていうのは偉大だよ。少なくても音楽に浸っている間は嫌なことは思い出さずにすむもの。

今週の映画は「ジョーカー」(監督:トッド・フィリップス/出演:ホアキン・フェニック、ロバート・デ・ニーロ)を観ました。大都会で大道芸人として生きるアーサー。しかし、コメディアンとして世界に笑顔を届けようとしていたはずのひとりの男は、やがて狂気あふれる悪へと変貌していく。

確かにホアキン・フェニックの演技は鬼気迫るものがあってアカデミー賞受賞も納得なのだが、「ダークナイト」のヒース・レジャーのジョーカーの印象があまりにも強すぎて、別物とはわかっていても、そこに繋がるジョーカーの誕生かとつい思ってしまうと、もう決定的に弱い。そもそもホアキン・フェニックスじゃ歳が行き過ぎって思ってしまうところがね。むしろ「バットマン」のジャック・ニコルソンの方がよっぽど説得力があったかなと思う。

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