夕方帰宅すると「大阪フィル」と書かれた封書が。嫌な予感がしましたが半分当たって
いました。
来週予定されていた第536回定期演奏会が３月19日は無観客公演に、20日は中止と
なってしまいました。本公演チケットは昨秋に買ったものなので新型コロナウイルスの
流行は、私は予想していませんでした。
http://mixi.jp/view_schedule_entry.pl?id=8c4378ea0fc0c676976018ed8731a02c&owner_id=232213
無料動画配信が為される見通しだそうなので観たいと思っています。
因みにカーテンコール
https://www.ccall.jp で配信予定、との事です。
今夜は
ヨハネス・ブラームス(1833〜1897)作曲
交響曲第１番ハ短調Ｏｐ．68
指揮：尾高 忠明
管弦楽：大阪フィルハーモニー交響楽団
コンサートマスター：崔 文洙
尾高忠明音楽監督の指揮で大フィルは昨年ブラームス・ツィクルスを催した。
正直な所やれるのかな、と思ってかなり直近の日を過ごした。
何故かと言えば本公演直前に尾高さんが癌に罹ったと発表があったから。
結局、順番を変えて全公演が行われた。
ブラームスは結局、４曲の交響曲を公にしたが１番は最も好きな作品。
何故ならドイツ３Ｂのもう一人ベートーヴェンの影響を強く受けていると
考えられるから。
故に、これまで４回、生演奏を聴いたがＣＤを持っていなかった。
今夜は終楽章の序奏に出て来るホルンのソロに心動かされた。これはブラームスが
クララ・シューマンに献呈した歌曲から採られた旋律で、ハ短調という崖っぷちの調
からハ長調に転調した所で現れる為、一縷の望みを感じた。希望は主部に入って明朗
な旋律が歌われて確かになっていく。ブラームス・ツィクルス初回に演奏されライヴ
収録された。
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