コロナウィルス特措法で国債の発行を

緊急事態宣言の必要は本当にあるのでしょうか？

私は集団予防接種を受けた年代ですから、地方自治体が保持する施設を利用して、インフルエンザやコロナウィルスに感染の可能性がある人達を既存の病院ではなく、公民館や体育館、多目的ポール等を診察の場所にする事を提言しました。
診察と検査だけなら、大掛かりな医療施設は必要ありませんから、可能です。
そこで最も必要なのは、簡単で正確な検査キッドという事になります。
先ずその開発に官民の総力を挙げる事です。
その検査キッドで診察し、その結果で区分けする。
現在までのデータでは、重症化する人達はある傾向が在る訳ですから、感染者も区分けします。
軽症患者は、公民館や体育館などの特設病棟に隔離はしても、隔離した場所での行動の制限は最低限にし、陰性になるのを待って貰います。
勿論、重症者は専門の病棟でしっかり看護するのは当然の事です。

検査キッドは存在しているのですから、これを簡便化し、大量に生産する事は、そんなに時間が必要だとは思えません。

これなら、非常事態宣言をしなくても、地方自治体への要請でできるはずですし、入院に必要な寝具等も、災害時の経験が生かせるはずです。

私が特別国債の発行と書いたのは、今回のような場合、必要な物の開発は、拙速でも良いからで、何社でも良いから開発させる事なのです。
お金の裏付けがあれば企業は必ず動きます。

治療薬の開発も同様で、今までのデータから、可能性がある成分を含む薬は、全て試せば良いのです。
その際の注意点は、副作用が強烈では無い事の一点で、万が一の事故に注意する事を指示するだけで良いのです。

そして、本当の情報を開示する事で効果は生まれます。
その開示された情報を元に、効果のある特効薬やワクチンの開発も行います。

マスク等の必需品は、政府が一括買い上げをし、設備投資の資金は無利子で提供し、とにかく生産量を増大させる事です。
この騒動の後で、過剰生産設備の撤去費用も国が負担しても良いし、機械は買い上げて無償で途上国に譲渡するのも良いでしよう。

勿論、今回の騒動で必要だと判断した数量は、国が買い上げて保管する必要はありますから、急に設置した事業者でも、これなら赤字にはならないと思います。

何人怪しい患者が居ても、このようなシステムが存在すれば、社会全体も安心できるのではないでしょうか。

軽症患者や症状が無い保菌者も多いのですから、感染者と死者との割合としては、インフルエンザより少ない可能性もある訳です。
かってのコロナウィルスの流行等を思い返せば、抗体が出来た後は影を潜めます。
ならば、しっかりした医療体制を構築し、治療を含めて感染に即座に対応できるシステムがあれば、インフルエンザの流行時の対応と同等で良いという事になります。
データが無い状況では、確かに厳戒体制は必要ですが、ある程度のデータの蓄積が出来て、その傾向などが判った状態になったなら、ここに書いた体制に移行すれば良いだけであり、全国一斉休校などという馬鹿な要請など必要ありません。

安倍首相は今回のコロナウィルス対策で、無能さをさらけ出しました。
このような無能で自己保身の為のパフォーマンスだけの首相に、非常事態宣言をさせて強権を持たせる事こそ、コロナウィルスより危ないと私は考えますが、皆様はどう思われますか？

重ねて言います。

ここに書いた事なら、休業保証や早急な設備投資を含めた特別国債の発行を、法律として制定するだけで良いと私には思われます。
法律の専門家の方がお読みでしたら、アドバイスも宜しくお願い致します。