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2020年02月06日17:14

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ブライトバーン 恐怖の拡散者(Brightburn)


 「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のジェームズ・ガンが製作を務め、SF、ホラー、サスペンス、ドラマなどさまざまなジャンルをミックスして描いた一作。母親になる夢を抱いているものの、なかなか子どもができずに悩んでいたトーリのもとに、ある時、謎めいた赤ちゃんがやってくる。赤ちゃんはブランドンと名づけられ、聡明で才能にあふれ、好奇心旺盛な子どもへと成長。トーリと夫カイルにとっても、かけがえのない存在になっていく。しかし、12歳になったブランドンは、普通の人にはない異常な力を発揮し始め、やがて米カンザス州ブライトバーンの町をかつてない恐怖に陥れていく。脚本はジェームズ・ガンのいとこのマーク・ガンと弟のブライアン・ガン。監督は「インバージョン 転移」のデビッド・ヤロベスキー。トーリ役に「ピッチ・パーフェクト」「ハンガー・ゲーム」シリーズのエリザベス・バンクス。(映画.comより)







 エリザベス・バンクスが好きです。才能は(多分)あるのに、どこかビッチな感じがして、そのくせわりとよく出てる。すごく美人ってわけでもないけど、そこそこきれい。気の強そうな感じもポイント高し。とにかく、好みです。某映画でラッセル・クロウに守られていたときはウケたけど(笑)。

 で、映画自体はよく知らなかったけれど、田舎で珍しい系の映画が上映されてるってだけで飛びついた私。結論から言うと、役者たちはとてもよかったけれど、お話は既視感のあるものでした。そもそも森の中で異様な物体(飛行船)と共に見つかった赤ちゃんなんて、普通に拾ってはいけません。子供ができなくて悩む気持ちはわかりますが、そんな見たこともない飛行物体と大きな物音なんて、宇宙から来たに決まってるじゃないですか。それがクラーク・ケントみたいにいい子ばかりなら問題なかったのかもしれませんが、こればっかりはわかりませんからねぇ。両親がどんなに愛情を注いで育てても、使命を帯びてやって来ているものはどうしようもありません。

 ということで、「プレデター」か「エイリアン」か(一緒にするものでもないのでしょうけど)みたいな異星人の邪悪な暴走が始まるのです。グロい描写も躊躇なく入って、話にヒネりはないにしても、これはこれで一定のファンが得られる映画だと思います。しかし、その人知を超えた能力、見ていてちょっとうらやましいと思った私は危険でしょうか(笑)。これだけみんなができないことが軽々できたら楽しいだろうな、もっとこっそり自分だけいい思いをして生きるってこともできただろうな、と思ってしまいました。すみません。いやもちろん、そのうち続編が来て、そういう展開になっているのかもしれませんが。あと、短くまとめられているのもポイント高しでした。

 B級っぽいのが好きな人はおすすめです。



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