『シュガーランドの亡霊たち』を見た。
20分くらいの短編ドキュメンタリー映画だった。アメリカにいるイスラム教徒がいるのだが、彼らの友達の一人がアイエスに行ってしまい、ショックを受けるという内容だった。
友人たちはみんなお面をつけて、顔ばれを防いでいた。アイエスに行ってしまった友人は黒人で、進行に対して相当に真面目ではあったが、その信仰を押し付けることもなかったし、いたって普通だったらしい。だが、白人ばかりの職場に勤めるようになってから病みだし、思い詰めるようになって信仰に深くはまってしまい、とうとう行ってしまったのだそうだ。
友人たちはとんでもなく動揺をうけていて、口々に
「彼は、FBIのスパイとしてアイエスに紛れ込んだのだろう。そうであってほしい。」
などの願望を言っていた。
こんなに思ってくれる友人たちがいるのに、やっぱり病むときは病んでしまうんだなあ。一体何が悪かったんだろうなあと思った。
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