職場のパワハラ事情その４

去年の8月の日記で、職場である客先に
パワハラな担当がいること、そして、
彼自身にも非があることを、自分の中で
は非を認めつつも、絶対自分が間違
っていたとか、謝ったりとかしない性格
だということをお話ししました。

口を開けばいつでも私たちが悪者に仕立
ててくれる彼ですが、年明けした今年も
順調です。

いや、順調でした。先週までは。

事件があったのは先週。

1/20に仮の本番稼働を迎えたシステムに
実はデータベースアクセスの課題が起きて
いました。

データベースに対してすごく重たい検索
を投げると、HDDのI/Oアクセスが増え、
ディスクビジーになり、同じHDDに同居
する別システムがアクセスできずタイム
アウトで死ぬという障害が発生したこと
への対応(予防策とか)。

12月中に発生したこの障害については、
ものすごく重たい検索(SQL文)を投げた
のは、旧システムからのデータ移行を
していたお客様のSEがやらかしたことで
あり、通常のアプリケーションのデータ
ベース使用だと、そのような検索を
投げることはいないことを調べがついて
いて、実際に開発を担当している部署に
も課長まで伝えてあります。

それなのに彼は「今後のことも」を考えて
1/20の本番を迎えるタイミングでデータ
ベースを利用する際の制限値であったり
SQL文を整理しないとダメだ、整理でき
ないのならば、いつまでにやるのかを
明確にして1/20を迎えなくてはならない
と言い出したのです。しかも一人だけ。

報告を行ったうちの会社の関係者と、
やらかしたお客さんの関係部署の間では
もうどうしていいか話はついていて、
障害対応としては再発予防も話ができて
いるのに、さらに今後別のシステムが
増えたときのことも今間に合わせる
必要があると言い出しました。

それは12月に障害発生した時から
言葉は違いますが言われていたので
すが、うちの会社としてはその対応は
1/20以降でやると、開発部書とも会話
済みです。

つまり、パワハラの彼だけが一人気を
吐いている状態。いつも彼の大きな声
に従い、今本当にやるべきなのか、
会社や部署として依頼された仕事なの
か(＝パワハラの彼個人がやってほしい
ことなのでは？)、迷いながら言うこと
を聞いてきたのです。

しかし、そんなこちらの主張に反する
ような作業をやるのもおかしな話だし
体力的にも無理がたたってきます。

なので、パワハラの彼からやれと
言われたことを「やる必要がないので
やりません」と会社としての総意と
して答えました。

そのことを客の前で伝えた私と先輩は
机を拳でどつかれるわ、資料の紙は
丸めて投げつけられるわ、さらに
2時間コースの説教なのか説得なのか
を聞かされるわと大変な目に遭いま
したが、最後には彼が「私は今まで
システムの運行に影響が出ぬよう、
本気であなた達(の会社)と一緒に
なってやってきたつもりだ。私は
そうあなたたちを信用して仕事
してきたのに、あなた達は私を
信用してなかったのですね」と言って
ちょっとがっかりした様子。

それまで私たちに執拗ないじめをして
過去に何人ものうちの社員＋協力会社
が倒れてきているのに、彼に対して
全力の信頼もなにもあったもんじゃ
ないですよ。

いつも脅されれば、相手の機嫌を損なわ
ないように動くか、こちらのスタンスを
貫き通し、平行線になるかいずれか。
両者が歩み寄るなんてことは、彼の
性格上あり得ませんでした。

金曜の夜に私たちに2時間説教した後、
「もう今後は信用できる相手と仕事を
してくれ」ち吐き捨てて彼は帰って
行きました。

月曜日を迎えましたが、今日は彼からの
叱咤もなく穏やかな日を過ごしました。

でも今後も一緒に仕事をやっていく上で、
今まで以上にやりにくい部分が新たに
出てきそうな予感がしています。