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2020年01月19日23:56

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神戸市立小磯記念美術館①No.41 自然風景の中の空

2020年01月19日 14:00開演
2020年最初のマンスリーコンサートは珍しく電子ピアノ２台でのコンサート。昨年６月に１回
やっており南出卓プロデューサーのお話しでは迫力がある、と好評だったらしい。
前半は音楽プロデューサー南出さんと高橋佳苗学芸員による現在、展示中の絵画をテーマに
したトークショー。今回の小磯良平の作品は『荷馬車のある風景』。
1946年、疎開先で描かれた。
1946年と言えば当館蔵として有名な『二人の少女』が描かれた頃で同じ展示室に展示されて
いたから印象に残っていなかった。鉛筆で紙に描かれている。『二人の少女』が油彩で而も
画家が得意とした人物画なのとは対照的な風景画。しかし全く人物の痕跡も認められないかと
言えば否。荷馬車が描かれているから。
「これは朝、昼、夕方どの時間を描いた絵でしょうか」と高橋さんから発問があった。前述した
事情で彩色されていない。隣り合わせで展示された『大西八王子農場』は青空が色鉛筆で彩色
されている。「よく見ると影が伸びている。ゆえに、これは夕景ではないか。」と南出さんが指摘。
今日は「黄昏の絵画たち」という企画展の開演日。考えたら必然の流れ。

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