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2020年01月16日21:21

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基本的にカップ麺は体に悪い訳ではない。

一部分だけをあげつらって批判すべきではないと思う。

■カロリーお高いでしょ?

一般的なカップ麺のカロリーは大体一食300kcal〜500kcal。
これはごはんをお茶碗に山盛り一杯と同程度。成人男性の1日の取得カロリーは2,450〜2,650kcalなことを考えれば特に問題はない。

■栄養が偏ってるでしょ?

栄養が偏っているというなら、昼に菓子パン2個や食パンにジャム、梅干しおにぎり2個とかも同様。だがそういった食事には「(食べると)体に悪い」という言葉は使われず「(それだけだと)体に悪い」と言う意味合いの言葉が使われる。だがそれはカップ麺も同じことだ。

そもそも和食の一善をとってみても、炭水化物のごはん以外、副食で補填するのが一般的なのだから、カップ麺であっても同様にすれば良いだけ。カップ麺だから必ず単体で食さねばならない道理はないし、「あなたはカップ麺だけで生活するつもりで話してるんですか?」と問いたくなる。

■食品添加物が入ってるでしょ?

食品添加物でいえば、カップ麺の8割はJISマークに準拠していて、殆どは天然由来の成分。例えば増粘安定剤として使われるアルギン酸は海藻、ペクチンはリンゴから取得。乳化製剤、酸化防止剤は大豆油から。特に問題はない。

■油分が多いし、悪い油でしょ?

一般的な油揚げ麺一食当たりの脂質量は14〜17g。対してカレーライス一食分の脂質量は約25g、バランス栄養食と言われているカロリーメイト1食分(80g)の脂質は21.9g。更に言えばノンフライ麺一食分の脂質量は4〜6gほど。むしろカップ麺の方が少ない。

悪質な油というのはJISに準拠もしておらず、異様に安いカップ麺など、一部の業者がそういったものを製造しているからであって、「カップ麺だから」ではない。業者の問題であれば、他の食品であっても同様にある訳で、殊更カップ麺だけの問題ではないし、8割のJIS基準の食品ではそんなことはない。

■でも塩分すごいでしょ?

そこはその通り。厚生労働省のデータでもカップ麺などは「スープまで全部飲み干せば」基本的なカップ麺では塩分過多となる。なので記事にあるように塩分がどうのというならスープは残せば調整できる。

そうする手間や捨てることを問題視するなら、それは健康上の問題ではなく、他の問題。そういう人に限って、例えばポン酢(大匙1程度で塩分1.3g)等をトプトプとかけて平気にしているもの。

また99%塩化ナトリウムを問題視する人は、大抵が天然塩のようにミネラルがないことを指摘する。だが、それなら食卓塩自体が悪となってしまうのだからカップ麺だけの問題ではない。

工業用原塩を流用する危惧があるなら、それは一部の悪徳業者の問題で、前述したようにカップ麺以外の食品加工物にも言える為、一概にカップ麺が問題な訳ではない。

■お湯を注ぐと容器の成分が溶け出しているようで…

容器についていえば、そもそもJAS規格でさらに厳しく規定されている。お湯をかけた程度で構成成分が溶けるようなものはない。


■まとめ

カップ麺は基本的にそれ1つで1食として成り立ってしまうが故に単体での評価になりがちだが、基本がほぼ炭水化物で構成されている以上は、白米や食パンと同様に考えるべき。

梅干しおにぎりだけを食べ続ければ栄養が偏るように、カップ麺「だけ」を食べ続ければ栄養が偏るのは当然。だがそれは「梅干しおにぎりが体に悪い」のではないように、「カップ麺が体に悪い」のではない。それだけを考えれば偏るという意味なだけだ。

何事も過ぎたるは及ばざるが如し、ということ。



明星食品が「カップ麺=不健康」の払拭狙う? 減塩をサポートする「しおケアカップ」とは
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=40&from=diary&id=5937671
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