2/3の断念

2月3日ではなく3分の2です。

昨年末の仕事納めの前夜、12.26に時ならぬ発熱…

咳やノドはさほどでもないですが、かなり体温が上がっていたのでしょう、悪寒が止まりません。

拙宅ベランダ側の窓は、原則的に年中開けっ放しですが、さすがに閉める事に。
窓を閉めるのは台風15&19以来、今年3度目でした。

寒い時期の山小屋のように、フリースにダウンも着こんで布団に潜り込んでもブルブル震えたまま。
翌日、頑張って出社しましたが、昼間になっても悪寒は消えません。

1300から社内で行われる軽い打ち上げにも顔を出さず、ブルブル震えながら時を待ち、1500になるや否や退勤して御徒町駅へ。

さて
昨年最後の日記に書いたように、この日はラス詣として伝通院、鳳神社、帝釈天を回るつもりでした。
しかしそんな気力は無い…

このうち帝釈天は、新作映画｢男はつらいよ お帰り寅さん｣を知って再訪しようと思ったので、是非とも今回行っておきたいもの。
残念ですが、伝通院と鳳神社は別の機会に行く事にしましょう。

帰路は柴又駅から京成で帰るとして、往路はどうするか…
調べてみると、金町駅から2kmも無いよう。
これくらいなら、体調不良でもなんとかなる！

御徒町駅から山手線に乗り、上野で常磐線に乗ろうとしたところで気づきました。

そうだ！
金町は緩行しか停まらない駅で、上野から緩行は乗れないんだった！

なので北千住駅で快速から緩行に乗り換えねばなりません。
面倒くさい…

弊社からは御徒町よりずっと近い湯島駅から東京メトロ千代田線に乗っていれば、楽に行けたのに(。>д<)

で、北千住で地下の緩行ホームに行った時にまた気づきました。

ここからはちょっとややこしい話です。

常磐線は取手から安孫子、柏、松戸…と緩急分離の複々線となりますが、緩行線は北千住で地下に潜り、東京メトロ千代田線として別ルートとなります。

ではJRと東京メトロの境界は北千住かと言えば、一つ松戸寄りの綾瀬駅がその境界となっています。

これは、当時の営団が綾瀬駅の先に車両基地を設けた関係で、その基地線を旅客化した北綾瀬支線はもちろん、快速線の脇を平行して走る綾瀬〜北千住間も東京メトロの路線なのです。

綾瀬駅自体は国鉄の駅として誕生しましたが、現駅とは場所も異なり、現位置への移転時は営団による整備だったそう。

それによって、当時の国鉄は荒川の架橋をやらずに済んだ訳ですが、松戸と北千住の間に有る金町、亀有、綾瀬の三駅を利用して上野方面へ向かっていた人にとっては、北千住乗り換えを強いられ、実に不評だったそう。

…といった辺りまでは知っていましたが、緩行ホームで気づいたというのは運賃の話。
この時の私の経路だと、御徒町から北千住までJR、北千住から綾瀬まで東京メトロ、綾瀬から金町までJRという運賃計算となるのか？

なんだかえらくバカバカしい気がするぞ！

と思いましたが、電車が来てしまったので乗り込みつつ、大急ぎで調べました。

https://news.mynavi.jp/article/trivia-77/

おっ
なんだか細切れ三重運賃を払う必要は無いらしい(*^^*)

改札を出る際に見てみると、この間引き落とされたのは220円でしたε=（￣。￣ ）

ここから帝釈天は、京成金町線に沿って歩いて行くだけなので、実に簡単。
さすがに地図も不要です。

この金町線は、帝釈人車軌道(人が車両を押す)を京成が買収したもので、柴又〜金町間は単線。
金町駅自体単線ホームですから、柴又から先は1本の列車しか入線する事が出来ません。
都会のローカル線などと呼ばれているようです。

すぐに水戸街道が頭上をオーバーパスします。
私が学生だった頃、水戸街道をクルマで走る事もよく有りましたが、当時はここが立体化されておらず、渋滞の名所となっていました。





BICYCLE COFFEE？

見たところ自転車屋さんではないし、バイクラック設置の自転車乗り御用達という訳でもなさそう？
気になる…
今度、自転車で行ってみる事にしましょう！



そうこうするうちに帝釈天参道に到着。

駅と帝釈天の真ん中辺りです。

さすがに人は少ない…



やはり寅さん新作は大きいですね！

とりあえず風邪の快復をお願いしてきました(。-人-。)